TWOSTONE&Sonsは、企業のAI内製化に関する実態調査を実施しました。
従業員300名以上の企業でAI/DX推進に取り組む経営層・責任者111名のうち、91.9%が社内主導のAIプロジェクトで停滞・頓挫を経験していました。
AI活用でつまずく領域は、技術やツールの選定よりも、戦略設計や業務課題との接続に集中しています。
記事の概要
調査は2026年8月10日から12日まで、IDEATECHの「リサピー®︎」によるインターネット調査で実施されました。
対象は、従業員300名以上で全社的にAI/DX推進に取り組む企業の経営層・AI/DX推進責任者111名です。
競合他社や業界全体の動きと比べ、AI活用に危機感があるとの回答は94.6%に達しました。
危機感の内容では、「競合他社にAI活用で後れを取ること」が69.5%で最も多くなりました。
社内主導のAIプロジェクトで停滞・頓挫を経験した回答者は91.9%で、「何度もある」も31.5%でした。
足踏みや行き詰まりを感じやすい段階は、「AI活用の目的・テーマを決める段階」が57.7%で最多でした。
想定以上に重要だった項目は「AI活用の戦略・構想の設計」が58.6%で、技術・ツールの選定は37.8%でした。
停滞・頓挫の背景では「経営課題・業務課題をAI活用につなげる力」の不足が58.8%で最多となりました。
記事のポイント
- 危機感は94.6%: 競合他社や業界全体の動きに対して、AI活用の遅れに危機感を持つ責任者が大半を占めています。
- 設計が最大の壁: 目的やテーマの設定、戦略・構想の設計など、AIを業務へつなげる上流工程で課題が目立ちます。
- 人材不足が背景: 経営・業務とAI技術の両方を理解し、部門横断で推進できる人材や体制の不足が示されています。
このニュースがもたらす影響
- AI導入企業: ツール選定やPoCの前に、経営・業務課題から目的とテーマを定め、実装計画まで落とし込む工程を見直す必要がありそうです。
- AI支援事業者: 技術提供だけでなく、戦略設計から部門横断の推進、効果測定までを支援できる体制が、企業から選ばれる条件になる可能性があります。
- AI推進責任者: 競合との差への危機感が強い一方で停滞経験も多いため、短期導入の件数より、業務部門を巻き込み継続利用へつなげる設計が求められそうです。
このニュースの背景
対象企業では、AI活用を全社展開・運用する段階まで進んだ取り組みがある一方、社内主導のプロジェクトが停滞・頓挫する経験も広がっています。
足踏みが生じやすいのは、AI活用の目的やテーマを決める段階であり、戦略・構想を具体的な計画に落とす工程や、本格導入への移行でも課題が挙がっています。
停滞の背景として、経営・業務課題とAI活用を結び付ける力や、構想を実装へ落とし込む設計力の不足が、技術基盤より多く指摘されています。
また、経営・業務とAI技術の両方を理解する人材や、複数部門を横断して推進する体制の不足が、自社だけでの対応を難しくしている状況です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社TWOSTONE&Sonsのプレスリリース(2026年8月31日 11時00分)【企業のAI内製化に関する「限界…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000376.000015060.html