TISIと竹富町観光協会は、沖縄県竹富町全域で多言語観光案内サービスの運用を2026年9月29日に始めました。
生成AI音声ガイドと「Agentic AI Platform」のチャットボット機能を組み合わせ、観光客に情報を提供します。
案内業務の作業時間を約30%削減し、繁忙期の対応件数を約10~20%増やす見込みです。
記事の概要
本サービスは、竹富町の観光客がスマートフォンから情報を取得できる環境を提供します。
チャットボットは75言語、生成AI音声ガイドは42言語に対応します。
音声ガイドでは、歴史・文化・風習、観光マナー、おすすめスポットなどを周遊中に案内します。
チャットボットは、観光案内所への問い合わせ対応をオンラインに拡張し、多言語で即時回答します。
竹富町には年間80万人を超える観光客が訪れますが、9つの有人島と7つの無人島で案内条件が異なります。
2025年12月8日から2026年2月6日までの実証では、音声ガイドの総流入数が3,292回、音声の総再生回数が14,383回でした。
実証アンケートの有効回答は224件で、利用者1人あたりの平均再生スポット数は4.8カ所でした。
記事のポイント
- 2つのAI機能を提供: 生成AI音声ガイドとチャットボットを組み合わせ、観光中の案内と問い合わせ対応を多言語で支援します。
- 案内業務を約30%削減: 案内対応の作業時間を200時間から135時間へ減らし、職員1人分に相当する時間を創出します。
- 竹富島実証で効果確認: 実証では音声ガイドの再生スポット数を確認し、観光情報の更新を協会自身で行える体制も整えました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する自治体: 島ごとに異なる交通・観光情報を多言語で届けるには、機能選定だけでなく、地域側が継続的に情報を更新できる運用設計も重視する必要がありそうです。
- 観光協会・DMO: 音声ガイドやチャットボットの利用データを、問い合わせ対応の効率化にとどめず、来訪者の関心や周遊状況を踏まえた情報発信の改善に生かせる可能性があります。
- 観光案内所の職員: 定型的な多言語案内をオンラインに移せれば、現地対応や地域事業者との調整に時間を振り向けやすくなりますが、人による対応が必要な相談との切り分けが課題になりそうです。
このニュースの背景
竹富町には年間80万人を超える観光客が訪れる一方、9つの有人島と7つの無人島で交通手段や観光資源、利用できるサービスが異なります。
限られた人員で対面案内や多言語対応を担っており、繁忙時の対応や周遊中の情報提供には制約がありました。
こうした課題を受けて2025年度に竹富島で生成AI音声ガイドを実証し、利用状況やニーズを確認したことが、竹富町全域での運用につながっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
TISI株式会社のプレスリリース(2026年9月29日 11時10分)TISIと竹富町観光協会、AI活用で観光案内のデジ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001980.000011650.html