TISI株式会社は、JR西日本のAPI開発プロセスを生成AIで支援したと発表しました。
API定義ファイルの作成やレビュー、修正工程を自動化し、開発効率と品質の向上を図りました。
実証ではコード誤りの検出率87.5%を記録し、9件の修正課題にも対応しました。
現在は、JR西日本のAPI共通基盤で本番運用しています。
記事の概要
JR西日本では、運行情報や遅延情報などのデータ提供要望に対応するため、API開発期間の短縮と定義ファイルの品質向上が課題でした。
同社は2020年にAPI共通基盤を構築し、社外へのデータ提供と社内でのデータ利活用を進めてきました。
一方、API定義ファイルの作成やレビューには専門知識が必要で、公開まで約1カ月を要するケースもありました。
TISIは、独自開発したAPI定義作成支援ツールを使い、2025年10月から12月にPoCを実施しました。
レビュー機能では、8カ所の指摘事項のうち7カ所でベテランエンジニアと一致し、検出率87.5%を達成しました。
修正機能では9カ所すべての修正課題に対応し、従来1~2時間かかった修正作業を約30分に短縮しました。
3時間以上かかっていたレビュー作業も、数分から数十分程度で対応できるようになりました。
記事のポイント
- 検出率87.5%を記録: レビューでは8カ所の指摘事項のうち7カ所を検出し、検出率87.5%を記録しました。
- 修正作業を約30分に短縮: 従来は1~2時間かかったAPI定義の修正作業を、生成AIにより約30分へ短縮しました。
- 本番運用へ移行: 2025年10月から12月のPoCを経て、JR西日本のAPI共通基盤で本番運用を開始しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: API定義に習熟した担当者へ作業が集中し、公開まで約1カ月かかるケースがあったことから、導入時は精度だけでなく、最終確認を含む責任分界と既存ルールへの適合性を見極める必要がありそうです。
- API開発ベンダー: ベテランの指摘との一致率や修正対応数が示されたことで、API開発支援では生成AIの有無より、顧客固有の仕様に合わせて評価できる検証設計が提案の差になっていく可能性があります。
- API運用部門: レビューと修正の前工程を短縮できれば、開発側との差し戻しや調整に割く時間を、公開判断や運用ルールの確認へ振り向けやすくなり、複数ベンダーをまたぐ体制の管理方法も変わりそうです。
このニュースの背景
JR西日本では、運行情報や遅延情報などのデータ提供要望に対応するため、2020年にAPI共通基盤を構築し、社内外でのデータ活用を進めてきました。
一方で、API定義ファイルの作成やレビューには専門知識が必要で、習熟した担当者への作業集中や、開発側と基盤運用側の確認・修正の繰り返しが課題になっていました。
こうした背景から、TISIは2025年10月から12月に、独自開発したAPI定義作成支援ツールを使って、作成・レビュー・修正工程への生成AI適用を検証しました。
PoCではJR西日本独自の仕様やルールへの調整も行われ、実際のAPI共通基盤で利用できるかを確認する流れにつながっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
TISI株式会社のプレスリリース(2026年9月28日 13時10分)TISI、生成AIでJR西日本のAPI開発プロセス…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001978.000011650.html