Amazon Web ServicesとSalesforceは9月15日、AIを活用した業務支援に向けた協業拡大を発表しました。
SalesforceのCRMデータをAmazon Quickで扱い、AWSのAIエージェントをSlackで利用できる連携を進めます。
Amazon BedrockによるAgentforceのモデル選択肢拡大や、ゼロコピー接続、音声エージェント間連携も実現します。
記事の概要
今回の協業では、Salesforceのデータや業務コンテキストをAmazon Quickから利用できるようになりました。
営業チームはQuick上で、営業パイプラインやサービスケースなどを確認し、商談準備に活用できます。
AWSのフロンティアエージェントはSlackに統合され、まずAWS DevOps Agentに対応します。
その後、AWS Security Agent、AWS FinOps Agent、AWS Partner Central agentsへ対応を広げます。
Agentforceでは、Amazon Bedrockを通じてAnthropicやNVIDIAなどのモデルを選べるようになりました。
OpenAIのモデルも、Amazon Bedrockでの一般提供を経て、Agentforceで利用可能になる予定です。
Salesforce Data 360のZero Copyは、Amazon AuroraやAmazon RDSなどのデータサービスにも拡大しました。
さらに、Agentforce VoiceとAmazon Connect Customerは、WebSocketsによる双方向の音声通信で連携します。
記事のポイント
- QuickとSlackに統合: 営業担当者はAmazon QuickでSalesforceの最新情報を確認でき、開発や運用チームはSlack上でAWSエージェントを使えます。
- Bedrockでモデル選択: Agentforceの利用企業は、Amazon Bedrockを介して複数の基盤モデルにアクセスし、用途に応じて選択できます。
- ゼロコピーと音声連携: データを移行せずにAWS上の企業データへ接続し、音声エージェント間のリアルタイム連携にも対応します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 営業・開発・運用の担当者は、既存ツールから離れずにAIを使える業務を洗い出し、データ権限や監査を含む運用設計を早めに検討する必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 複数モデルの選択やデータ移行なしの接続が実務に組み込まれることで、単一機能の提供だけでなく、既存業務への統合性や相互運用性が競争軸になる可能性があります。
- 企業IT部門全体: AI導入の評価対象は個別エージェントの性能だけでなく、CRM・クラウド・協業ツール・音声環境をまたいで業務を継続できるかへ広がると考えられます。
このニュースの背景
企業のAI導入では、CRMの知見を従業員が働く場所に届けることが課題になっています。
クラウド環境間でデータがサイロ化し、移行や複製をせずに接続したいという需要もあります。
さらに、AIエージェントをチームのコラボレーションやリアルタイム音声へ広げる機会が生まれています。
今回の連携は、QuickやSlackへの統合、Zero Copyの拡大、Bedrockによるモデル選択、音声エージェント間連携によって、これらの課題に対応する位置づけです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社セールスフォース・ジャパンのプレスリリース(2026年9月18日 10時30分)AWSとSalesforce、C…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000405.000041550.html