アドリブワークスは、和歌山県立海南高等学校の探究学習に生成AIツール「triven Sketch」を導入しました。
普通科2年生125名と担当教員9名を対象に、2026年6月4日から7月1日まで利用アンケートを実施しました。
生徒の87.2%が探究の「問いが具体的になった」と回答し、教員9名のうち5名が個別支援の負荷が減ったと回答しました。
記事の概要
「triven Sketch」は、1つのアイデアから複数のシナリオを導き出す「並行思考」と、思考プロセスを可視化するUIを備えた生成AIツールです。
海南高等学校の探究学習に合わせた専用テンプレートを開発し、別案を同時に検討できる「分岐ボタン」を授業で使いました。
アンケートでは、87.2%の生徒が「自分の探究の『問い』が具体的になった」と回答しました。
また、76.8%の生徒が「深掘りできた」「次に何をすべきか分かりやすくなった」と回答しました。
分岐ボタンを使った生徒90名の「探究の視点が増えた」スコアは、5段階評価で平均3.74でした。
未使用の35名は平均2.46で、使用者との差は1.28ポイントでした。
分岐ボタンの使用者は、「壁打ちに没頭した」が3.60、「思考を深掘りできた」が4.00でした。
教員では9名中5名が個別支援の負荷が減ったと回答し、浮いた時間を重点支援や成果物の確認に充てたとしています。
記事のポイント
- 専用テンプレートを開発: 海南高校の探究学習に合わせたテンプレートを用意し、別案を並行して検討できる分岐ボタンを授業で使いました。
- 視点の拡張を数値化: 分岐ボタンの使用者90名は、未使用者35名より探究の視点スコアが1.28ポイント高い結果になりました。
- 教員の個別支援を補助: 教員9名のうち5名が個別支援の負荷減少を回答し、重点支援や成果物確認に時間を充てたとしています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する学校: 生徒の問いの具体化や教員の個別対応に効果が示された一方、自己評価に基づく結果です。導入時はテンプレート設計と利用状況の検証が必要になりそうです。
- 教育AI提供者: 探究学習では回答生成だけでなく、複数案の比較や思考過程の可視化が差別化要素になり得ます。授業設計に合わせた機能提供が求められそうです。
- 学校現場全体: AIを生徒の一次相談先として位置づけ、教員を重点支援や成果物確認に振り向ける役割分担が考えられます。指導下での検証運用も欠かせません。
このニュースの背景
探究学習では、テーマ設定や問いの具体化が初期段階のつまずきになりやすく、海南高校では専用テンプレートを用意しました。
今回の授業では、1つのアイデアから別案を並行して検討できる分岐ボタンを使い、思考の広がりを支援しました。
125名の生徒と9名の教員を対象に、2026年6月4日から7月1日まで利用後のWebアンケートを実施しました。
結果は回答者の自己評価であり、学習成果を客観的に測定したものではありません。授業では教員の指導のもと、AIの回答をそのまま成果物にしない運用としました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アドリブワークスのプレスリリース(2026年9月18日 11時07分)和歌山県立海南高等学校の探究学習で生成AI…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000041890.html