Salesforceは9月11日、セールスやサービス、コマース向けの新しいAIエージェント群を発表しました。
Customer 360の顧客情報や業務プロセスと連携し、導入後すぐに業務へ適用できる設計です。
新たな長期タスク実行環境により、AIエージェントが数日から数週間にわたる業務にも対応します。
記事の概要
新しい「Job-Ready Agents」は、業務に必要なスキル、アクション、データモデルを備えています。
Casey、Paige、Carter、Piper、Finなどを提供し、企業ごとの業務に合わせてカスタマイズできます。
Hunterは、リサーチから顧客へのアプローチまで、数週間から数か月にわたる営業活動を支援します。
Marshallはサプライチェーンのバックオフィス業務を統括し、手作業の自動化と監査記録の提供を担います。
Salesforceによると、AgentforceとSlackでは累計70億AWUを提供し、第2四半期だけで32億件に達しました。
導入事例では、Perkの営業パイプラインの60%をHunterが構築しています。
また、AsanaではPiperによる対話量が4倍になり、平均45日で導入されています。
記事のポイント
- 実務対応済みで提供: 各エージェントは業務スキルやデータモデルを備え、企業の業務方法に合わせて設定できます。
- 長期タスクに対応: メモリや計画の持続、動的ステアリングにより、数日から数週間の業務を継続できます。
- 複数エージェントを連携: マルチAIエージェントオーケストレーションで、複数の役割やシステムをまたぐ業務を連携します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 既存の顧客情報や業務プロセスを生かせるため、ゼロからの開発ではなく、対象業務の選定と権限・承認ルールの設計を先に進める必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 単発の応答精度だけでなく、数週間にわたる実行、複数エージェントの連携、監査可能性まで含めた業務単位の提案が求められる可能性があります。
- AI導入を評価する企業: 導入判断では、利用回数だけでなく、業務の自律解決率や導入期間、パイプラインへの貢献など、自社の成果に直結する指標を定めることが重要になりそうです。
このニュースの背景
企業にとってのAI活用の焦点が、質問への回答から重要業務の実行へ移りつつあるためです。
Salesforceは数千件のAIエージェント導入に取り組み、AgentforceとSlackで累計70億AWUを提供した経験を蓄積しています。
複数の役割やシステムをまたぐ業務、数日から数週間に及ぶ業務には、継続的な記憶や計画の保持、動作の調整が必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社セールスフォース・ジャパンのプレスリリース(2026年9月14日 17時00分)Salesforce、「Agen…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000401.000041550.html