CAC identityは9月1日、表情・感情認識AI開発キット「Affdex SDK 5.3.1」と、分析ソフトウェア「心sensor 1.7」の提供を始めました。
新たに「あくび」「痛み」や、会話時のエンゲージメント、好悪反応を示す指標を追加しました。
オンライン会議や対話型AI、広告テスト、UX調査などでの反応分析に対応します。
記事の概要
Affdex SDKは、Affectivaの感情認識AIを用いて顔の筋肉の微細な動きを検出し、表情や感情をリアルタイムに数値化する開発者向けライブラリです。
CAC identityはAffdex SDKを販売するとともに、開発不要で利用できる分析ソフトウェア「心sensor」を提供しています。
今回の最新版では、疲労や関心低下を捉える表情値「あくび(YAWN)」を追加しました。
痛みに関連する表情反応を示す「痛み(PAIN)」も、幅広い強度の反応をリアルタイムに検知します。
会話時の注意や没入の度合いを示す「会話エンゲージメント」「アダプティブエンゲージメント」も追加しました。
会話中の好意的・非好意的な反応を示す「会話バレンス」「アダプティブバレンス」にも対応します。
さらに、発話の有無を検知する表情値「発話中(SPEAKING)」を追加し、発言中と傾聴時の反応を分けて分析できるようにしました。
対象製品はAffdex SDK 5.3.1と心sensor 1.7で、新規契約者向けに提供します。
記事のポイント
- 身体反応を数値化: 「あくび」と「痛み」を感情推定とは別の身体反応として検出し、疲労や不快感の把握に使えます。
- 会話時の反応を分析: 会話中のエンゲージメントや好悪反応を、個人差や状況に応じて調整しながら可視化できます。
- 幅広い業務で活用: 広告テストやUX調査、eラーニング、オンライン接客、商談、学術研究などを想定しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: オンライン会議や対話型AI、UX調査で導入する企業は、発話中と傾聴時を分けた分析設計や、疲労・不快感を測る指標の使い分けを検討する必要がありそうです。
- 同業の分析サービス: 映像視聴時の反応分析に加えて、会話の文脈や個人差を踏まえた指標が増えたことで、競合サービスには対話データを業務分析へつなぐ機能が求められる可能性があります。
- 調査・教育担当者: 広告やUX、eラーニングの評価では、事後アンケートだけでなく、視聴中の疲労や操作時の不快感を時系列で捉える設計へ移行する選択肢が広がると考えられます。
このニュースの背景
従来のAffdex SDKは、喜びや驚き、エンゲージメントなど、主に映像視聴時の反応分析に強みを持っていました。
対話型AIやオンライン会議、遠隔コミュニケーションの普及に伴い、会話中の没入度や発言に対する反応を捉えたいニーズが高まっていました。
同時に、映像視聴時の疲労や関心低下、痛み・不快感を、感情分類とは別の身体反応として把握したい要望も寄せられていました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社CAC identityのプレスリリース(2026年9月4日 10時00分)CAC identity、感情認識A…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000166096.html