NTTPCコミュニケーションズ、ゲットワークス、フィックスターズの3社は9月8日、「水冷GPUコンテナDC-PKG」の提供を開始したと発表しました。
40フィートのコンテナー型データセンターと水冷GPUサーバー、統合監視、運用支援を一体で提供します。
企業は自社敷地内で、生成AIやAI推論基盤を構築・運用できます。
記事の概要
「水冷GPUコンテナDC-PKG」は、AI基盤の設計・構築から監視、運用支援までを一括提供するパッケージです。
中核となるコンテナー型データセンターは、40フィート(約12メートル)の大きさです。
GPUサーバーには、「NVIDIA HGX B300」を搭載する「HPE ProLiant Compute XD685」を含む構成を採用しています。
コンテナー内には、CDUチラーによる水冷設備のほか、天吊り空調、InRow空調、監視カメラを備えています。
フィックスターズの知見を活用した統合監視機能により、コンテナー設備からGPUサーバーまでの状態を一元的に可視化できます。
企業は機密情報や設計データ、顧客データをクラウドへ送信せず、自社環境で生成AIやAI分析を実行できます。
料金はGPUサーバー1台のスモール構成で初期費用3億円から、月額運用費75万円からです。
納期は最短8カ月で、企業ごとの要件に応じた構成のカスタマイズにも対応します。
記事のポイント
- 水冷設備を一体提供: コンテナー型データセンター、水冷GPUサーバー、空調設備を一つのパッケージで提供します。
- 設備を統合監視: コンテナー設備からGPUサーバーまでを可視化し、障害の予兆検知や対応を支援します。
- 導入費用と納期: GPUサーバー1台の構成で初期費用3億円、月額75万円から、納期は最短8カ月です。
このニュースがもたらす影響
- AI基盤導入企業: 導入を検討する企業は、クラウド利用の可否だけでなく、自社の土地・電力設備を前提に、初期費用3億円と最短8カ月の立ち上げ期間を含む投資判断が必要になります。
- インフラ提供事業者: GPU本体だけでなく、冷却・空調・監視・運用までをまとめて提供する形が、AI基盤案件の比較軸になる可能性があります。個別製品の性能だけでは差別化しにくくなりそうです。
- 情報システム部門: 機密データを扱う業務では、データを外部へ送らずにAIを運用する選択肢が増えます。一方で、設備管理とGPU運用を継続できる体制を導入前に検討する必要があります。
このニュースの背景
企業のAI活用は、概念実証から本番運用へ移行しつつあります。
生成AIやエージェント型AIの業務利用が進む一方、高性能GPUの導入に伴う消費電力の増加や冷却設備の不足が課題になっています。
機密情報を扱う企業ではクラウド利用に制約があるケースもあり、自社環境にAI基盤を設置したい需要が高まっています。
AI基盤の設計・構築ノウハウやGPU活用人材の不足、運用・保守負担の増大も導入時の課題になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
NTTPCコミュニケーションズ、ゲットワークス、フィックスターズの3社は、コンテナー型データセンターと水冷GPUサーバー…
https://japan.zdnet.com/article/35252395/