NTT西日本のVOICENCEカンパニーと愛企画センターは、物語コンテンツの継承に向けたアライアンスを締結しました。
両社は、市原悦子さんと常田富士男さんの声をAIで再現した「公認AI音声」を制作しました。
第1弾として、「まんが日本昔ばなし展」で6言語に対応するデジタルサイネージを展示します。
記事の概要
NTT西日本のVOICENCEカンパニーと愛企画センターは9月9日、物語を次世代や海外へ継承するためのアライアンス締結を発表しました。
AI音声は、市原悦子さんと常田富士男さんの事務所や遺族などとの合意に基づいて制作しました。
両社は、生前の語り口や人柄を尊重しながら、利用範囲や用途を管理します。
故人の声を無断生成から守りつつ継承する、ライセンス運用モデルの構築を目指します。
9月18日から麻布台ヒルズギャラリースペースで開催する「まんが日本昔ばなし展」に、多言語デジタルサイネージを設置します。
題材は「かぐや姫」で、VOICENCEのクロスリンガル合成音声技術を使います。
日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語の6言語に対応します。
展示は10月25日までで、入場は無料です。
記事のポイント
- 公認音声の運用: 両者の事務所や遺族などと合意し、故人の声の利用範囲や用途を管理します。
- 6言語で物語を再現: 「かぐや姫」を6言語で展開し、翻訳に加えて特徴的な口調や情緒も再現します。
- 展示から展開を拡大: 今後は多言語化やパーソナライズした物語体験で、国内外への展開を進めます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 故人の声を使う企画では、生成技術の選定だけでなく、権利者との合意内容や利用範囲を事前に定める運用設計が不可欠になると考えられます。
- 同業の音声企業: 音声合成の評価軸が、自然さや多言語対応に加えて、本人性を守る許諾管理や用途制限まで含むものへ広がる可能性があります。
- 海外展開を担う企業: 翻訳した内容を届けるだけでなく、語り手の口調や情緒を保った体験設計が、文化コンテンツを海外へ展開する際の検討課題になりそうです。
このニュースの背景
故人の声をAIで利用するには、事務所や遺族など権利関係者との合意に加え、利用範囲と用途を管理する仕組みが必要になります。
今回はクロスリンガル合成音声によって、翻訳だけではなく特徴的な口調や語りの情緒も別言語で再現する構成になっています。
物語コンテンツの継承と海外展開を同時に進めるため、音声の権利保護と多言語化を一体で扱う取り組みになっています。
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NTT西日本のVOICENCEカンパニーと愛企画センターは9月9日、「まんが日本昔ばなし」の物語を次世代や海外へ継承する…
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