電源開発株式会社は、北海道上ノ国町でデータセンター事業を実施すると発表しました。
最新鋭GPUを搭載したデータセンターを自社で建設・運用し、生成AI開発やシミュレーション向けの計算力を販売します。
サービス開始は2027年夏を予定しています。
再生可能エネルギーと組み合わせたグリーンデータセンターも目指します。
記事の概要
電源開発株式会社(Jパワー)は、北海道上ノ国町で同社初となるデータセンター事業を実施すると決定しました。
最新鋭GPUを搭載したデータセンターを自社で建設・運用し、生成AIの開発やシミュレーションなどに必要な計算力を顧客へ販売します。
サービス開始は2027年夏を予定しています。
設備には40ftコンテナ、GPU搭載サーバー、冷却設備などを用い、GPUとしてNVIDIA HGX B300とNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Editionを採用します。
データセンターの設計・調達・建設(EPC)は株式会社ミライト・ワンが担当します。
運用では、Jパワーの出資先であるモルゲンロット株式会社の「MORGENROT TailorNode」と「MORGENROT Arthur」を活用します。
ジョブ管理技術やジョブ単位の消費電力量の可視化を通じ、再生可能エネルギーとの連携と環境負荷の低減を目指します。
Jパワーグループは、水力、風力、地熱、太陽光などの非化石電源を活用するグリーンDCを全国で展開する構想です。
記事のポイント
- 最新鋭GPUを搭載: NVIDIA HGX B300とNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Editionを搭載する予定です。
- 運用技術を活用: モルゲンロット株式会社の技術でジョブ管理と消費電力量の可視化を進めます。
- グリーンDCを構想: 全国の非化石電源を活用し、発電と消費を1時間単位で照合する構想です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 生成AIやシミュレーションの計算資源を必要とする企業は、2027年夏を見据え、GPU性能だけでなく、電力の出所や消費量を含めた調達条件を比較する必要がありそうです。
- 同業のDC事業者: 同業のデータセンター事業者は、GPUを置くだけでなく、ジョブ管理や消費電力量の可視化、再エネとの連携までを計算力の差別化要素として示すことが求められそうです。
- 電力・地域事業者: 電力・地域事業者にとっては、再エネの発電と計算需要を結び付けるモデルを検討する契機です。拠点ごとの電源特性を生かし、計算負荷を移す設計が焦点になりそうです。
このニュースの背景
生成AI開発やシミュレーションの需要急増を背景に、GPUを備えたデータセンターの計算力確保が重要になっています。
電力事業者にとっては、電気を供給するだけでなく、電力を大量に消費する計算基盤まで事業領域を広げる機会になり得ます。
再生可能エネルギーとの連携では、ジョブ単位の消費電力量を把握し、発電と計算需要を結び付ける仕組みが前提になりそうです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
電源開発株式会社のプレスリリース(2026年8月17日 13時00分)北海道上ノ国町におけるデータセンター事業の実施を決…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000117282.html