株式会社medimoは、AIによるカルテ作成に関する患者意識調査を実施しました。
直近1年以内に病院・クリニックを受診した20〜69歳の573人を対象に、AIカルテへの賛否や不安を調べました。
導入賛成は63.5%で、安心材料として「医師による最終確認」を挙げた人が77.2%に上りました。
AIカルテの利用経験者では、96.4%が満足と回答しました。
記事の概要
調査では、AIカルテの導入に「賛成」「どちらかというと賛成」と答えた人が63.5%でした。
一方、「反対」「どちらかというと反対」は36.5%でした。
AIカルテは、医師と患者の会話をAIがテキスト化し、電子カルテの下書きを作成する仕組みです。
賛成理由の1位は「記録の手間が減り、診察時間が増えそうだから」で、54.1%でした。
反対理由の1位は「医師がAI任せになり、話を聞いてくれなくなりそうだから」で、39.7%でした。
AIカルテに関する安心材料では、「医師が最終的な内容を確認・修正するプロセスがある」が77.2%で最多でした。
AIカルテの内容を調査前から知っていた人は12.6%にとどまり、67.4%は「まったく知らなかった」と答えました。
株式会社medimoが提供する「medimo」は、2026年2月時点で全国1,000以上の医療機関に導入されています。
記事のポイント
- 導入賛成は63.5%: AIカルテの導入に賛成した人は63.5%で、反対した人は36.5%でした。
- 対話重視が賛否共通: 賛成派は診察時間の増加を期待し、反対派は医師が話を聞かなくなることを懸念しました。
- 医師の確認が安心材料: 医師による最終確認を安心材料に挙げた人は77.2%で、利用経験者の満足度は96.4%でした。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する医療機関: 導入効果を診療記録の効率化だけで測らず、医師が患者と向き合う時間を増やせるか、最終確認を含む運用を設計できるかで評価する必要がありそうです。
- AIカルテ提供者: 患者の不安を抑えるには、AIの精度訴求だけでなく、医師の確認・修正や患者による記録確認、情報管理の仕組みを導入前から示すことが求められそうです。
- 患者・医療政策担当: 利用経験者の満足度が高い一方で認知は低いため、医療機関が導入時に患者へ仕組みと確認手順を説明し、対話を損なわない利用を検証することが重要になりそうです。
このニュースの背景
医療機関での導入が進む一方、AIカルテの内容を事前に知っていた人は12.6%にとどまり、患者側の理解は追いついていません。
賛成理由では診察時間の増加、反対理由では医師が話を聞かなくなる懸念が上位となり、効率化が患者との対話にどう結び付くかが受容の焦点になっています。
利用経験者の満足度は96.4%でしたが、該当者は55人であり、普及に向けては医師による最終確認などの安心材料を実際の運用とともに伝える必要があります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社medimoのプレスリリース(2026年10月28日 11時00分)AIカルテの導入賛成は6割超。賛成派も反対派…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000124331.html