LINE WORKS株式会社は、総合建設会社の福地組がAI文書処理サービス「LINE WORKS PaperOn」を導入したと発表しました。
協力会社ごとに異なる見積書を、AI-OCRと生成AIでデータ化します。
見積書1枚あたりの転記作業は、10〜15分から約1分に短縮されました。
福地組は、月100時間近い作業時間の削減を見込んでいます。
記事の概要
福地組は、沖縄県嘉手納町に本店を置く総合建設会社です。
協力会社は数百社に上り、1案件で100枚を超える見積書を扱うこともあります。
協力会社ごとに書式が異なるため、従来は内容を費用管理システムへ手作業で転記していました。
福地組は複数のOCRサービスを比較し、「LINE WORKS OCR」を導入した後、「LINE WORKS PaperOn」へ移行しました。
同サービスは、書式の異なる紙やPDFの見積書を、事前設定なしで表形式のデータに変換できます。
導入後、見積書1枚あたり10〜15分かかっていた転記作業が、約1分になりました。
検証では、半日かかっていた作業が約30分になり、1案件の作業時間を約40時間から約12時間に短縮したケースもあります。
福地組は今後、他の帳票処理や社内の他部門にも活用を広げる考えです。
記事のポイント
- 見積書を事前設定なしで変換: 協力会社ごとに書式が異なる見積書を、事前設定なしで表形式のデータへ変換でき、転記作業を効率化しています。
- 転記時間を約7割削減: 見積書1枚の転記は10〜15分から約1分になり、検証では1案件の作業時間を約40時間から約12時間に短縮しました。
- 月100時間の削減を見込む: 文書管理機能で案件ごとに見積書を整理し、月100時間近い削減と他帳票・他部門への展開を見込んでいます。
このニュースがもたらす影響
- 建設会社の管理部門: 協力会社ごとに書式が異なる見積書を扱う企業では、OCR導入時に帳票ごとの事前設定を減らし、転記時間だけでなく担当者の残業や確認負担も見直せる可能性があります。
- 建設向けIT提供者: 現場向けサービスでは、単なる読み取り精度だけでなく、案件単位の文書管理や既存システムへの受け渡しまで含めた業務設計が、導入効果を左右する要素になりそうです。
- 現場管理部門: 見積書処理で生まれた時間を、見積内容の確認や予算管理など判断を伴う業務に振り向けられるか、他帳票へ展開する前に効果測定の方法を整えることが求められそうです。
このニュースの背景
福地組は協力会社が数百社に上り、1案件で100枚を超える見積書を扱うことがあります。
協力会社ごとに見積書の書式が異なるため、従来は内容を費用管理システムへ手作業で転記していました。
現場対応や迅速な見積提出も求められるなかで、転記作業が長時間労働や心理的負担の一因になっていました。
関連するニュース
- LINE WORKS株式会社がPaperOnとkintoneを連携し、紙帳票のAIデータ化から登録までを可能にしました。
- LINE WORKSとアイ・エス・アイソフトウェアーが、トーク画面からBox操作とBox AIへの質問を可能にする連携botを2026年12月に提供します。
- LINE WORKSがAI電話受付サービスを正式提供し、全企業に1年間無償で提供します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
LINE WORKS株式会社のプレスリリース(2026年10月27日 11時00分)株式会社福地組、AI文書処理サービス…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000558.000020202.html