無限開拓、ChatGPT-Userの来訪が約1カ月で5.6倍に

無限開拓株式会社は、運用する日本語中心の89サイトでロボットの来訪記録を調査しました。
ChatGPTの利用者の質問をきっかけにページを読む「ChatGPT-User」は、約1カ月で5.6倍に増えました。
AI検索関連ロボットの増加率は、同期間のGooglebotを上回りました。

記事の概要

無限開拓株式会社は、2026年9月29日から10月24日まで、運用する89サイトのアクセス記録を集計しました。
ChatGPT-Userの来訪回数は、9月30日から10月6日の週の589回から、10月18日から24日の週には3,309回へ増えました。
ChatGPT-Userが訪れたサイト数も、1日平均15.3サイトから34.1サイトへ増加しました。
ChatGPTの検索に使われるOAI-SearchBotは5.8倍、PerplexityBotは5.9倍に増えました。
一方、同じ期間のGooglebotは2.9倍の増加でした。
26日間のロボット来訪は合計6,571,856回で、AI・アシスタント企業のロボットが52.9%を占めました。
AnthropicのClaudeBotは10月5日の1日だけで544,501回訪れ、その後は少ない日が続きました。
調査対象は記事約3,569本を含む89サイトで、他のサイトでも同じ結果になるとは限らないとしています。

記事のポイント

  1. AI検索の来訪が増加: ChatGPT-Userは589回から3,309回へ増え、利用者の質問を起点にしたページ閲覧の増加が示されました。
  2. 検索ロボットを比較: OAI-SearchBotは5.8倍、PerplexityBotは5.9倍となり、Googlebotの2.9倍を上回りました。
  3. 自社サイトで確認: アクセスログをUser-Agentで検索し、robots.txtの設定を確認することで、AIによる閲覧状況を確かめられます。

このニュースがもたらす影響

  • サイト運営企業: 自社サイトがAIの回答候補として実際に読まれているかを、まずログとrobots.txtで確認する必要があります。増加ページを特定できれば、質問単位のコンテンツ改善を優先しやすくなります。
  • 検索対策担当: Googlebotの伸びだけを追う運用では、AI経由の接点を見落とす可能性があります。検索流入とは別に、ChatGPT-Userなどを指標化し、施策の評価軸を増やすことが求められそうです。
  • 業界の調査担当: 調査対象が89サイトに限られ、他サイトで同じ結果になるとは限りません。企業間で比較するには、対象サイトやUser-Agentの集計条件をそろえたデータ公開が必要になりそうです。

このニュースの背景

調査では、利用者の質問を受けてページを読むChatGPT-Userと、検索に使われるOAI-SearchBotなどを分けて集計しています。
ChatGPT-UserやAI検索関連ロボットの増加率がGooglebotを上回ったことで、検索エンジンの巡回とは異なる閲覧動向を捉えられる状況が示されています。
一方で、89サイトを対象にした実測であり、User-Agentを基準にした集計のため、他のサイトにそのまま一般化できない点には注意が必要です。

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