uloqoは、生成AI時代のコンサルタントのキャリア観に関する調査結果を発表しました。
コンサルティングファームの在籍者や転職検討者など502名を対象に、生成AIが市場価値や就業意向へ与える影響を尋ねました。
市場価値が下がると予測した回答者は51.0%で、理由の1位は情報・分析力における優位性の喪失でした。
記事の概要
調査対象は、コンサルティングファームの現職者・元職者と、転職検討者・検討経験者です。
生成AIによってコンサルタントの市場価値が下がると答えた人は51.0%でした。
内訳は「やや下がる」が35.3%、「大きく下がる」が15.7%でした。
低下理由の1位は「情報や分析力における優位性が失われるから」で48.0%でした。
次いで「リサーチ・資料作成など中核業務のAI代替」が45.3%でした。
一方、生成AIを自身のキャリアにプラスと捉えた人は57.8%でした。
コンサルタントとして働く意向が弱まった人は49.0%で、理由の1位はAIによる業務代替への不安でした。
調査は2026年8月10日から25日まで、インターネットで実施されました。
記事のポイント
- 市場価値の低下予測: 生成AIの台頭で、コンサルタントの市場価値が下がると51.0%が回答しました。
- 低下理由の上位: 低下理由は情報・分析力の優位性喪失が48.0%、AI代替が45.3%でした。
- 就業意向にも影響: コンサルタントとして働く意向が弱まった人は49.0%に上りました。
このニュースがもたらす影響
- コンサル採用企業: 市場価値低下と就業意向の弱まりが同時に示されたため、採用企業は従来の職務定義や育成設計をAI前提で見直し、若手にどの経験を積ませるかを早めに決める必要がありそうです。
- コンサル志望者: 自身のキャリアにはプラスと見る回答が57.8%ある一方、職種としての意向は弱まっています。候補者はAIで効率化できる作業ではなく、どの判断や顧客対応で価値を出すかを見極めることが求められそうです。
- コンサル発注企業: 情報や分析力の優位性喪失やクライアント内製化が低下理由の上位に挙がりました。外部委託を続ける企業は、資料作成ではなく意思決定支援など、内製と切り分ける成果を明確にする必要がありそうです。
このニュースの背景
生成AIの実務活用が広がり、コンサルティング業務のうち情報収集・整理、資料化、分析の初期案づくりは、すでに実用段階と重なる領域になっています。
リサーチや資料作成は多くのファームで若手が担い、業務と人材育成を兼ねてきました。
そのため、これらの業務がAIに置き換わる可能性は、個人の作業効率だけでなく、若手の育成やキャリア選択にも関わる論点になっています。
関連するニュース
- FIELD MANAGEMENT STRATEGYが302名を調査し、分析業務のAI代替意識と人に残る業務を明らかにしました。
- アクシスコンサルティングが1,013人を調査し、AI内製化とコンサル活用の実態を公表しました。
- 株式会社BOTANICOは、既存クライアント30社の70%がAI時代に営業強化を重要と考える調査結果を公表しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社uloqoのプレスリリース(2026年9月15日 11時00分)【生成AI時代のコンサルタントキャリア観の実態調…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000173541.html