アースリンクネットワークは9月4日、複数のAIモデルを一つの環境で扱う「Prompt Flow Studio」を正式公開しました。
50以上のAIプロバイダーと400種類以上のモデルに対応し、回答比較やAI同士の討論、文書作成ができます。
Web版から提供を始め、法人向けの送信前ブロックや監査ログなどは10月以降に順次提供します。
記事の概要
Prompt Flow Studioは、OpenAI、Anthropic、GoogleなどのAIサービスを横断して利用できるワークスペースです。
同じ入力を複数モデルへ送信し、回答を並べて比較する「Compare」をテキストと画像で利用できます。
「Debate」では擁護役と批判役、Red Team AIを設定し、主張への反証や議論の評価を行えます。
「Co-Draft」では複数のAIが構成案を作成・レビューし、統合役のAIが仕様書や提案書の初版を作成します。
自社資料を登録して回答の根拠にするモデル非依存のRAGにも対応し、利用モデルを限定しません。
送信前の機密情報検知では、外部AIへの送信ブロックや自動マスキングを組織方針に応じて選べます。
法人向けには、最長7年間の会話記録保持、Legal Hold、監査API・SIEM連携などを2026年10月以降に順次提供します。
記事のポイント
- 複数AIを比較・討論: 複数モデルの回答を同時比較し、擁護役と批判役による討論で結論の弱点を検証できます。
- 自社資料を根拠に回答: アップロードした引き継ぎ資料などを複数のAIモデルで参照し、利用モデルを固定せずに質問できます。
- 法人向け統制機能: 機密情報の送信前ブロックや自動マスキング、監査ログ、最長7年間の記録保持に対応予定です。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 単一モデルの採用を前提にせず、回答品質・用途適合性・利用コストを比較しながら選ぶ運用へ移行しやすくなります。導入時は評価基準と利用モデルの切り替え方を決める必要があります。
- 同業サービス提供者: 複数モデルへの接続だけでなく、討論や文書作成、RAG、送信前統制までを一つの流れに組み込むことが競争軸になる可能性があります。機能単体では差別化しにくくなりそうです。
- AI導入支援会社: 顧客への提案はモデル選定にとどまらず、複数AIの役割分担や検証手順、資料活用、監査要件まで含む業務設計が求められそうです。導入後の評価運用も支援対象になります。
このニュースの背景
50以上のAIプロバイダーと400種類以上のモデルを扱える環境が示され、企業が利用候補を一つに絞らず検討できる前提が整いつつあります。
同じ入力への回答比較やAI同士の討論により、単一の回答をそのまま採用せず、反証や評価を通じて確認する使い方が想定されています。
自社資料を複数モデルで参照できる一方、外部AIへの機密情報送信や会話記録の扱いが法人利用の論点になっており、送信前ブロックや監査機能が10月以降に順次提供されます。
利用モデルや検索方法ごとのコストを確認できる設計も示されており、AI活用の拡大に伴う品質・情報管理・費用の把握を一つの環境で扱おうとしています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アースリンクネットワークのプレスリリース(2026年9月4日 10時00分)複数AIを、比べる。反証する。書き上…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190298.html