ヤマネックスは9月2日、生成AIへの送信前に機密情報を検知・マスキングする「ぶちAIゲートウェイ」の販売を開始しました。
同日には、専任のIT担当者がいない中小企業向けの社内AIサービス「ぶちAIワーク」の申込受付も始めました。
ぶちAIワークは9月14日に正式提供を開始し、AI業務改善診断から社内定着まで支援します。
記事の概要
ぶちAIゲートウェイは、Claude CodeやCodexなどのAIエージェントツール、ChatGPTをはじめとするLLM APIの手前に置くサービスです。
氏名・住所・電話番号などの個人情報や、APIキー・パスワード・トークンを送信前に検知し、AIにはマスキングした内容を送ります。
送信内容を保存しないゼロリテンション設計で、検出だけを記録する検出モードや利用ログにも対応します。
同社の計測では、同じプロンプトや資料を繰り返し送る作業で、入力トークンを最大89%削減できます。
料金はFreeプランが月額0円で、Starterは980円、Proは1,980円、Powerは4,980円です。
9月30日までにProプランを申し込むと、申込日から1カ月間の月額利用料が無料になります。
ぶちAIワークは、従量課金でAI利用費を抑えながら、社内AIチャットやAIエージェントを利用できるサービスです。
2026年7月の同社調査では、生成AIを使う中小企業従業員の87.7%が機密情報の入力に強い不安を感じ、機密情報を自動検知・マスキングする仕組みを持つ企業は11.4%でした。
記事のポイント
- 送信前に機密情報を検知: 個人情報やAPIキーなどをAIへ送る前に検知し、マスキングしてから送信します。
- 入力トークンを最大89%削減: 定型的なAI利用で入力トークンを圧縮し、同社計測で最大89%削減できます。
- 中小企業の導入を支援: 無料診断からルール整備、初期設定、社内定着までヤマネックスが伴走します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 生成AIの利用を止めるのではなく、送信前の検知・マスキングとログ管理を組み合わせる運用を、既存の利用環境にどう組み込むか検討しやすくなります。
- 同領域の提供事業者: 機密情報対策に加えてゼロリテンションやトークン圧縮まで示されたことで、AIゲートウェイ各社には安全性だけでなく利用コストや導入形態での違いも求められそうです。
- 中小企業の経営者: 専任のIT担当者がいない企業でも、診断からルール整備、定着支援までを外部に委ねられるため、個別の試行ではなく社内展開を前提に導入時期を考えやすくなります。
このニュースの背景
同社調査では、生成AIを使う中小企業従業員の87.7%が機密情報の入力に強い不安を感じています。
一方で、機密情報を自動検知・マスキングする仕組みを持つ企業は11.4%にとどまっています。
中国地方の中小企業では、43.3%がAI・DXを推進する人材や体制が社内外にないと回答しています。
こうした安全対策と推進体制の不足を背景に、利用環境と導入支援をまとめて提供する形が示されました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ヤマネックス株式会社のプレスリリース(2026年9月3日 10時00分)「ぶちAI」シリーズ第1弾、9月2日提供開始──…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000168596.html