エイチビーラボジャパンは8月19日、既存システムの移行を支援する新サービスの提供を開始しました。
独自AIツールセット「Migurei AI Inside」を使い、診断から設計、移行、テストまでを一貫して支援します。
期間限定で、移行対象システムを持つ企業向けに無料AI診断も提供します。
記事の概要
新サービスは、ブラックボックス化した既存システムのロジックや依存関係を可視化します。
移行対象のコードをAIで解析し、コード構造、依存関係、難易度、移行リスクを分析します。
移行後の属人化を防ぐため、機械可読な形式などで30種類以上のドキュメントを整備します。
AIがテスト生成と新旧比較を担い、専門エンジニアがテスト戦略の設計と最終判断を担当します。
対応する主な移行パターンは、VB6/VBAからC#/Python、Java StrutsからSpring Bootなどです。
同社は500件以上のプロジェクト経験を活用し、手作業に比べて工数を30~50%削減できるとしています。
無料AI診断は先着10社限定で、診断後は小規模なPoCを経て段階的に本格移行へ進めます。
記事のポイント
- AIで移行リスクを可視化: コード構造や依存関係、移行リスクをAIで分析し、期間限定で先着10社に無料診断を提供します。
- 30種類以上の文書を整備: AIが扱いやすい形式で要件からコード、テストまでをつなぎ、移行後のブラックボックス化を防ぎます。
- 工数30~50%削減: 反復的な読解や文書化、コード変換を自動化し、アセスメントと文書化の期間を約40%短縮します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 無料診断から小規模PoCを経て段階移行できるため、全社刷新を一括で決める前に、対象範囲・リスク・効果を確かめる評価プロセスを組みやすくなると考えられます。
- 同業の移行支援会社: 移行支援会社には、単なるコード変換の速さだけでなく、依存関係の可視化、機械可読な文書、旧新比較まで含めて移行後の運用価値を示す提案が求められそうです。
- 経営・投資判断者: LOCによる定量化と工数削減の参考値が示されたことで、移行を先送りするかではなく、範囲を分割して予算化する選択肢も検討しやすくなると考えられます。
このニュースの背景
既存システムでは、ソフトウェアや実行環境のサポート終了に加え、古い言語を扱えるIT人材の不足と高齢化が進んでいます。
長年の改修で仕様書が失われ、システムのロジックや依存関係がブラックボックス化していることが、移行の規模やコストを見通しにくくしています。
移行後の不具合や、AIだけに依存した変換の精度に対する不安もあり、企業は安全性を確認しながら段階的に進める方法を必要としています。
こうした課題に対し、AIによる解析や文書化と専門エンジニアの判断を組み合わせる支援が登場した形です。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社エイチビーラボジャパン(以下「エイチビーラボジャパン」、代表:グエン・フイ・タン)は、2026年8月19日、シス…
https://www.atpress.ne.jp/news/625540