広島市で5つの保育園・認定こども園を運営するくうねあが、スタッフ46名を対象にAI利用実態を調査しました。
AIを利用した経験があるスタッフは63%で、ユニファの全国調査による33.4%の約1.9倍でした。
行事や遊びのアイディア検討、連絡帳やクラスだよりで利用が進む一方、連絡帳や保護者対応には慎重な姿勢が示されました。
記事の概要
くうねあは、保育士や栄養士・調理担当、看護師などスタッフ46名にアンケートを実施しました。
調査時期は2026年6月〜8月で、6〜7月に回答を集め、8月に集計・分析しました。
保育業務でAIを使った経験があるスタッフは63%で、ユニファ株式会社の2026年調査における33.4%を上回りました。
利用経験のあるAIサービス・機能では、ChatGPTが87%で最も多くなりました。
AIを使った業務は「行事や遊びのアイディア検討」が23.9%で最多となり、「連絡帳やクラスだより」が21.7%、「会議メモ・議事録」が15.2%で続きました。
AIを使ってよかったことでは、「アイディアが出しやすくなった」が39.1%で最も多く、業務時間の短縮を実感したスタッフは47.8%でした。
一方、AIに任せることへの抵抗が最も強い業務は「連絡帳」の43.5%で、「保護者対応」が32.6%、「写真の選別」が30.4%となりました。
記事のポイント
- 利用経験は63%: 保育スタッフ46名のうち、AIを使った経験がある人は63%でした。全国調査の33.4%を上回る結果です。
- アイデア検討で活用: 利用業務は行事や遊びのアイディア検討が23.9%で最多でした。文章作成や議事録にも使われています。
- 個人情報業務は慎重: 連絡帳や保護者対応、写真の選別ではAI利用への抵抗が強く、安全や専門判断を重視する傾向が示されました。
このニュースがもたらす影響
- AI導入を検討する園: まずは行事や遊びの案出し、文章整理、議事録などから導入し、連絡帳や保護者対応とは運用ルールを分ける進め方が現実的と考えられます。
- 保育ICT事業者: 利用の入口がアイデア検討や文書作成に集まり、個人情報や専門判断を伴う業務では慎重になる傾向から、用途別の権限設定や確認機能が求められそうです。
- 保育業界: 園内の利用経験が全国調査を上回ったことは、導入の有無だけでなく、現場が安心して使える範囲と判断基準を整備する段階に移った可能性を示します。
このニュースの背景
保育現場ではAIの普及に伴い、どの業務でどのように利用するかが新たなテーマになっています。
くうねあはスタッフ全員に会社用の携帯電話を貸与し、業務中にAIを使いやすい環境を整えていました。
今回の調査では、利用実態だけでなく、AI利用による効果や、任せることに抵抗を感じる業務も確認しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社くうねあのプレスリリース(2026年8月26日 13時00分)くうねあ(広島市)が保育士等スタッフのAI利用実態…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000145880.html