伯東株式会社は、EdgeCortix株式会社と販売代理店契約を締結しました。
EdgeCortixのAIアクセラレータやソフトウェアを日本国内で販売し、関連する技術支援も提供します。
産業機器やロボティクス、自動車、通信機器などへのエッジAI実装を支援します。
記事の概要
今回の契約により、伯東はEdgeCortixが提供するエッジAI向けハードウェアとソフトウェアフレームワークを取り扱います。
対象製品には、AIアクセラレータ「SAKURA-II」、同製品を搭載したM.2モジュールやPCIeカード、開発・評価システムが含まれます。
SAKURA-IIは標準消費電力8Wで、最大60TOPSのAI演算性能を実現します。
独自のDynamic Neural Accelerator®(DNA)アーキテクチャと、MERA™コンパイラおよびソフトウェアフレームワークを組み合わせています。
CNN、LLM、VLMを含むTransformer系モデルや、その他の生成AIワークロードをエッジ環境へ実装できます。
EdgeCortixの技術は、米国国防イノベーションユニット(DIU)と米空軍のプロジェクトで、性能評価やミッションシステムへの統合、飛行実証が行われています。
2026年6月には、プロジェクト目標の達成と技術検証を認めるSuccess MemorandumをDIUから受領しています。
伯東はAIモデルの適用検討、性能評価、システム設計、組込み開発、量産導入に向けた技術サービスを提供します。
記事のポイント
- 最大60TOPSの性能: SAKURA-IIは標準消費電力8Wで最大60TOPSを実現し、エッジ環境でのAI推論処理に対応します。
- 幅広いモデルに対応: MERA™を組み合わせ、CNNやLLM、VLMなど多様なAIモデルを組込み製品へ実装できます。
- 商用導入まで支援: 伯東は適用検討から性能評価、組込み開発、量産導入までの技術サービスを提供します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 8W・最大60TOPSという条件と、CNNからLLM・VLMまでの対応を前提に、クラウド依存を抑えたい企業は、推論性能だけでなくモデル更新への追随性も含めて採用評価する必要がありそうです。
- 組込み機器メーカー: 適用検討から量産導入までの支援が用意されるため、チップ単体の比較ではなく、モデル選定、評価、設計を含む開発期間と社内体制を見直す可能性があります。
- 同業の販売会社: 国内販売と技術支援の窓口が加わり、同領域の販売会社は製品スペックの訴求だけでは差別化しにくくなり、評価環境や実装支援まで含む提案力が問われそうです。
このニュースの背景
生成AIの進展により、産業機器やロボティクス、自動車、通信機器などの組込み製品でもAI活用が広がっています。
組込み製品では長期間の安定供給に加え、製品開発後に登場するAIモデルやアルゴリズムへ継続的に対応できる開発基盤が求められています。
特定のモデルや演算方式に依存した設計では技術進化への対応が難しくなるため、ハードウェアとソフトウェアを一体で扱えるエッジAIプラットフォームへの需要が高まっています。
関連するニュース
- FUTUREWOODSがアイ・ティ・エスのFutureSearch活用事例を公開し、反応率向上などの成果を示しました。
- JAPAN AIと大塚商会が資本業務提携を締結し、中堅・中小企業向けにAI導入前から運用定着まで支援します。
- ABEJAがNEDO採択事業に参画し、金融・保険向け産業特化型LLMを開発します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
伯東株式会社のプレスリリース(2026年8月20日 09時00分)伯東、EdgeCortix株式会社と販売代理店契約を締…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000134933.html