パーソルキャリアは、転職サービス「doda」に掲載された営業職求人を調査しました。
2022年から2025年にかけて、「巻き込み型営業」に関連するキーワードを含む求人は5.8%増加しました。
2025年の募集年収中央値は、該当キーワードを含む求人が650万円で、含まない求人を100万円上回りました。
記事の概要
調査対象は、東京勤務の営業職求人で、2022年と2025年の1月から12月に掲載された求人です。
応募資格欄を分析し、5カテゴリの関連キーワードを1つ以上含む求人を「巻き込み型KWあり」と判定しました。
「巻き込み型営業」は、社内外の関係者と合意形成を図りながら課題解決を進める営業スタイルと定義されています。
2022年から2025年にかけて、エンタープライズ関連やステークホルダー関連などの求人件数は5.8%増加しました。
2025年の営業職求人全体の募集年収中央値は575万円で、キーワードありは650万円、なしは550万円でした。
9区分すべてでキーワードあり求人の募集年収中央値が上回り、差は12.5万円から100万円まで広がりました。
差が最も大きかったのは自動車・装置・機械製品営業で、100万円の差がありました。
パーソルキャリアは、AIによる情報整理や資料作成の効率化が進む一方、関係者調整や案件推進が採用要件に表れ始めたと解説しています。
記事のポイント
- 求人件数が5.8%増加: 社内外の関係者を巻き込み、組織横断で案件を進める営業職の求人が増えています。
- 年収中央値に100万円差: キーワードあり求人の中央値は650万円で、なしの550万円を100万円上回りました。
- 業界で求める力が異なる: 製造系では技術や海外対応、広告・人材系では企画提案や課題解決が重視されています。
このニュースがもたらす影響
- 営業職の採用担当者: 求人票では売上実績だけでなく、関係者との合意形成や案件推進の経験を評価項目として具体化する必要が高まりそうです。
- 営業職の転職希望者: 個人の販売成果に加え、部門横断の調整や顧客課題に応じた提案設計を、実績として説明できる準備が求められそうです。
- 営業組織の責任者: AIで情報整理や資料作成を効率化するほど、人が担う調整力を前提に役割分担や育成内容を見直す可能性があります。
このニュースの背景
調査は、東京勤務の営業職求人について、2022年と2025年の応募資格欄を比較したものです。
パーソルキャリアは、社内外の関係者との合意形成や案件推進に関するキーワードを含む求人を、巻き込み型営業に関連する求人として集計しています。
営業職では、顧客への提案だけでなく、複数の部門や関係者をつなぎながら課題解決や導入後の支援まで進める役割が広がっていると説明されています。
AIによる情報整理や資料作成の効率化が進む一方で、顧客課題の整理や関係者間の調整は採用要件に表れ始めているとされています。
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パーソルキャリア株式会社のプレスリリース(2026年11月4日 10時00分)転職サービス「doda」、AI普及前後の営…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001114.000022215.html