Hexabaseは、社内設置型のAI脆弱性検査・修正検証環境「AI-SecBox」の提供を開始しました。
専用機内で脆弱性の検知から修正案の作成、レビュー、自動検証までを支援します。
OSSのスキャナー6種類を統合し、脆弱性検査を毎日自動実行できます。
ソースコードを社外に出しにくい企業に向け、機密情報を社内で扱える構成を用意しています。
記事の概要
AI-SecBoxは、企業の社内に専用機を設置して使うAIセキュリティ基盤です。
年1回程度にとどまりがちな脆弱性診断を、毎日の自動検査に切り替えます。
OSSのスキャナー6種類を統合し、SonarQubeなど既存ツールとの連携にも対応します。
CISA KEVとEPSSも毎日更新し、悪用リスクの高い脆弱性を優先して検知します。
検出後はAIが修正案を作成し、別のAIがレビューしたうえで専用機内で自動検証します。
検証済みの修正案は、プルリクエストやパッチ形式で提示し、本番環境への直接変更は行いません。
LLMを含む処理を専用機内で完結できるほか、情報を伏字にしてクラウドを選択利用する構成も選べます。
専用機にはDell Pro Max with GB10を使い、月次レポートで承認や変更、検証の証跡を残します。
記事のポイント
- 毎日の脆弱性検査: OSSのスキャナー6種類を統合し、CISA KEVやEPSSを更新しながら、脆弱性を毎日自動検査します。
- 修正案を多段階で検証: 修正AIが作成した案をレビューAIが確認し、専用機内で自動検証した後にパッチなどで提示します。
- 社内処理と監査に対応: LLMを含む処理を専用機内で完結でき、J-SOXやISMSなどに対応する証跡を月次レポートで残します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 機密性の高いソースコードを外部に出せない企業でも、検査・修正・検証を社内で回す運用を設計しやすくなります。導入前に承認者や適用範囲を定める必要がありそうです。
- セキュリティ事業者: 脆弱性を見つける機能だけでなく、修正案のレビューや検証、監査証跡まで含めた提供体制が比較軸になる可能性があります。オンプレミス対応も差別化要素になりそうです。
- 開発・監査部門: 脆弱性対応を開発者の個別作業に依存せず、承認や変更履歴を含む定型プロセスとして管理しやすくなります。自動提案を本番反映しない運用設計が求められそうです。
このニュースの背景
2026年は、ランサムウェア被害や不審アクセスの増加が示され、脆弱性への対応を一定間隔の診断だけで続ける難しさが増しています。
一方で、ソースコードや診断結果をクラウドに預けられない企業では、クラウド型の検査・修正サービスを導入しにくい事情があります。
脆弱性を発見しても、修正を担う人手が不足し、提案内容の確認や適用判断まで継続的に進められないことも課題になっています。
こうした機密性、運用負荷、検証の確実性を同時に扱う必要から、社内で処理しながら修正工程と証跡を管理する構成が打ち出されたと考えられます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Hexabaseのプレスリリース(2026年10月29日 11時30分)情報漏洩につながる脆弱性を、毎日検知し自…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000046571.html