Kongの「Kong AI Gateway」が、みんなの銀行とゼロバンク・デザインファクトリー(ZDF)に採用されました。
AI駆動開発で使う大規模言語モデル(LLM)へのアクセスを一元管理します。
利用状況やコストの可視化、監査ログ、情報漏洩対策を通じて、金融機関のAI活用を支えます。
記事の概要
Kong AI Gatewayは、みんなの銀行と同行のシステム開発・運営を担うZDFに採用されました。
採用目的は、AI駆動開発におけるガバナンスの強化です。
ZDFではClaude Codeなどを活用し、システム開発の内製化と生産性向上を進めています。
一方で、LLM利用者の増加に伴うコスト増加や、利用者・チーム単位での利用状況把握が課題でした。
Kong AI Gatewayにより、LLMへのアクセスを一元管理し、トークン利用量の上限を設定できます。
LLMへのリクエストとレスポンスを記録し、監査証跡の確保や利用状況の可視化に対応します。
住所や氏名などの個人情報、認証情報に対するブロックやマスキングも利用できます。
まず開発者を対象に導入し、将来は従業員向け利用や顧客向けAIエージェントへの展開も検討します。
記事のポイント
- 利用量と費用を管理: トークン利用量の上限を設定し、組織やチーム単位でLLMの利用状況とコストを管理できます。
- 監査ログを確保: LLMへのリクエストとレスポンスを記録し、金融機関に求められる監査証跡の確保に対応します。
- 情報漏洩を抑止: 個人情報や認証情報をブロックまたはマスキングし、LLM利用時の情報漏洩リスクを低減します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AI利用を一律に制限せず、チーム別の上限やログ閲覧範囲を設計することで、開発現場の活用とコスト・監査管理を両立しやすくなると考えられます。
- 同業のサービス提供者: 既存のAPI管理基盤からAIの利用管理へ拡張した点は、LLMの性能だけでなく、可観測性や情報漏洩対策まで含む提案が求められる可能性を示します。
- 金融機関のAI推進担当者: 開発者向けの運用を起点に従業員や顧客向けAIへ広げる構想から、用途拡大前に監査証跡とデータ保護を共通基盤へ組み込む必要性が高まりそうです。
このニュースの背景
みんなの銀行とZDFでは、Claude Codeなどを使ったAI駆動開発の拡大に伴い、LLMの利用者増加とコスト増加が課題になっていました。
利用者やチームごとの利用状況を把握しにくく、金融機関に必要な監査証跡の確保や、ログへの適切なアクセス管理も求められていました。
AI利用を制限するのではなく、安全性とガバナンスを確保しながら開発者の活用を継続するため、既存のKong基盤をAI領域へ拡張する流れが生まれています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Kong株式会社のプレスリリース(2026年10月28日 10時00分)みんなの銀行のAI駆動開発におけるガバナンス強化…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000129151.html