サイバーコマンドは10月26日、SCS評価制度の★3取得を支援するプラットフォーム「KUMIHIMO AI.security」の提供を開始しました。
AIでセキュリティ対策の状況を可視化し、評価項目の判定や改善対応を支援します。
専任のセキュリティ人材がいない企業も、2026年度末に運用開始予定の制度への準備を進められます。
記事の概要
KUMIHIMO AI.securityは、サプライチェーンを構成する企業のセキュリティ対策を支援するプラットフォームです。
提供開始時点では、「SCS評価制度取得AI支援サービス」と「伴走型クイックアセスメント」を提供します。
AI支援サービスでは、SCS評価制度の★3取得に必要な要件をWeb上で確認し、対応状況を管理できます。
AIが評価資料の作成を支援し、項目の合否を自動判定したうえで、不合格項目への改善指示を提示します。
ダッシュボードでは、合格数や完了数、大分類別の進捗を確認でき、社内共有用のレポートも出力できます。
伴走型クイックアセスメントでは、3回のミーティングを通じて、判定サマリーやギャップ一覧、推奨アクションを整理します。
IPAの2025年2月公表の調査では、サイバーインシデントの被害を受けた中小企業の約7割が取引先の事業にも影響したと回答しました。
同社はまず受注側企業向けに提供し、将来は発注側企業を含むサプライチェーン全体へ支援対象を広げる計画です。
記事のポイント
- AIで対策状況を判定: 評価項目の合否をAIが自動判定し、不合格項目には改善指示を示します。
- 3回の会議で伴走: 現状入力を進めながら3回のミーティングを行い、着手点や課題を整理します。
- 制度は26年度末予定: 経済産業省などが進めるSCS評価制度は、2026年度末の運用開始が予定されています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 専任人材を置きにくい企業でも、AIの判定と進捗管理を使って、★3対応の優先順位を社内で整理しやすくなります。制度開始までの準備計画を早めに具体化する必要がありそうです。
- 発注側企業: 取引先の対策状況を共通基準で確認する動きが進めば、個別確認の負担を減らしながら、受注側企業への対応要請をそろえやすくなる可能性があります。
- セキュリティ支援事業者: 評価項目の判定や改善指示をAIが担うことで、支援事業者には、単純な状況確認ではなく、判断の妥当性確認や高度な対策提案が求められそうです。
このニュースの背景
サイバーインシデントの被害を受けた中小企業の約7割が取引先の事業にも影響したと回答しており、個社だけでなくサプライチェーン全体での対策が課題になっています。
一方、過去3期に情報セキュリティ対策へ投資していない中小企業は約6割、組織的なセキュリティ体制が整備されていない企業は約7割にのぼります。
経済産業省などが進めるSCS評価制度は2026年度末の運用開始が予定され、★3では専門家の確認を伴う自己評価が見込まれています。
専任のセキュリティ人材不足も企業規模を問わず約9割が感じているとされ、制度対応を進めるための可視化や外部支援が必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
サイバーコマンド株式会社のプレスリリース(2026年10月27日 10時25分)SCS評価制度の★3取得を支援するサプラ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000088441.html