株式会社ワンズマインドは、企業の社内システムにおけるAI活用と開発課題を調査しました。
回答者の約7割が、社内システムでAIを部分運用または本格運用しています。
一方、内製企業では技術力不足、外部委託企業では業者選びや要件定義が課題になっています。
調査はIT・DX推進担当者ら1,006人を対象に実施しました。
記事の概要
調査では、社内システムの課題として「IT人材・エンジニア不足」が47.7%で最多となりました。
次いで「システムの老朽化・レガシー化」が43.5%、「開発・運用コストの増大」が43.3%でした。
AIの活用状況は、「一部の社内システムに組み込み、試験的または部分的に運用」が43.9%でした。
「複数の社内システムに組み込み、本格的に運用」は23.6%で、両者を合わせて約7割となりました。
AI導入に至っていない理由は、「AI人材・技術的知見の不足」が35.4%で最多でした。
内製で感じる限界は「社内の技術力や専門知識の不足」が52.3%で、半数を超えました。
外部委託では「外部業者選びが難しい」が46.9%、「業者との認識合わせや要件定義が難しい」が45.2%でした。
調査は2026年9月16日から17日に、PRIZMAによるインターネット調査として実施されました。
記事のポイント
- AI活用は約7割: 部分運用が43.9%、本格運用が23.6%となり、社内システムでのAI活用が広がっています。
- 内製の壁は技術力: 内製企業の52.3%が技術力や専門知識の不足を課題に挙げ、品質や工数も問題になっています。
- 選定では安全性重視: 比較すべき項目はセキュリティ体制や品質管理方法が54.0%で、費用や責任分界も続きました。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AI導入の可否だけでなく、内製で担う範囲や外部委託先の選定基準を、セキュリティ・品質管理・責任分界まで含めて早期に設計する必要がありそうです。
- AI開発事業者: 機能や価格の提示だけでは選ばれにくく、生成コードの品質管理、運用保守、障害時の対応範囲を具体化することが提案の差別化につながると考えられます。
- IT調達・管理部門: AI案件では要件定義の難しさが発注後の認識ずれにつながる可能性があるため、複数社の実績や提案を比較し、評価項目を標準化することが求められそうです。
このニュースの背景
社内システムでは、IT人材不足やレガシー化、開発・運用コストの増大が課題となっています。
こうした課題を背景にAI活用は部分運用から本格運用へ進んでいますが、導入前の企業では人材・技術的知見の不足や費用対効果の不透明さが障壁になっています。
開発体制では内製と外部委託を組み合わせる企業が多く、内製では技術力や品質管理、外部委託では業者選びや要件定義が課題として表れています。
導入後の安全性や品質、費用、責任の所在を十分に比較できなかったとする回答もあり、AI特有のリスクを含めた選定が必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ワンズマインドのプレスリリース(2026年10月21日 11時00分)「AIに任せれば解決」は幻想?約7割が社内…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000100813.html