株式会社アハハナは、AI時代の人材育成と役割分担に関する調査結果を公表しました。
マーケティング世界会議2027の来場者・関係者158名を対象に、生成AIの利用状況や人的資本の課題を尋ねました。
従業員2名以上の組織に所属する回答者の62.9%が、管理職やリーダーの人材育成時間が不足していると回答しました。
また、47.4%がAIに任せる仕事と人が担う仕事の役割分担が明確ではないと答えました。
記事の概要
調査名称は「AI時代の『人を活かす経営』実態調査2026」です。
調査期間は2026年9月6日から9月21日までで、オンラインフォームによる任意回答で実施されました。
生成AIを全社・部門・個人レベルで利用、または一部で試行している回答者は142名で、全体の89.9%でした。
一方、従業員2名以上の組織に所属する97名のうち、46名がAIと人の役割分担について否定的に回答しました。
十分に活用できていない経営資産としては、158名中81名が「人材の強み・経験・能力」を選びました。
AIがさらに発達しても「最終意思決定と責任」は人間が中心となって担うべきだと、121名が回答しました。
この割合は全回答者の76.6%に当たります。
同社は、本調査がイベント来場者・関係者を対象とする任意回答であり、日本企業全体の状況には一般化できないと説明しています。
記事のポイント
- 育成時間の不足: 97名のうち61名が、管理職やリーダーは人材育成に十分な時間を使えていないと回答しました。
- 役割分担が未整備: 生成AIの利用や試行が広がる一方、AIと人が担う業務や確認、責任の分担には課題が残っています。
- 最終責任は人間: 121名が、AIが発達しても最終意思決定と責任は人間が中心となって担うべきだと回答しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 生成AIで削減できる業務時間を、部下との対話やフィードバックにどう振り向けるかまで含めて、導入効果を設計する必要がありそうです。
- HRサービス提供者: AI活用研修だけでなく、業務ごとの役割分担や確認手順、責任者の設計まで支援できるサービスが求められる可能性があります。
- 経営・管理職: AIの利用範囲を広げる前に、どの判断を人が担い、最終責任を誰が負うのかを明文化することが、組織運営上の優先課題になりそうです。
このニュースの背景
調査では、生成AIを利用または試行している回答者が89.9%に達する一方、従業員2名以上の組織では、人材育成の時間不足やAIと人の役割分担の未整備が示されました。
AIの利用経験が組織的な運用設計に結び付いていない状況がうかがわれ、効率化の先にある育成や責任分担が論点になっています。
ただし、対象はイベント来場者・関係者による任意回答であり、回答者には経営者や小規模事業者が多く含まれるため、日本企業全体への一般化には注意が必要です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アハハナのプレスリリース(2026年9月24日 10時30分)AI活用が進む一方、約6割が「人材育成の時間不足」…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000152947.html