エクイニクスは11月6日、シンガポールで6拠点目となるデータセンター「SG6」を開設しました。
SG6は、AIやデータ集約型ワークロードに対応し、最大20MWのIT容量を備える予定です。
液体冷却や太陽光発電、雨水回収などを採用し、性能とサステナビリティの両立を目指します。
記事の概要
SG6は、シンガポール政府のデータセンター公募制度「DC-CFA」に基づき、エクイニクスが初めて建設した施設です。
AI導入や電力消費の大きいGPUインフラに対応するため、独自のクーリングアレイ技術や液体冷却を採用しています。
第1期では約1,550キャビネットを提供し、全体完成時のIT容量は最大20MWとなる予定です。
初期投資額は2億9,000万米ドルで、電力使用効率(PUE)1.20を目標に設計されています。
屋上と外壁の太陽光発電パネルに加え、NEWaterや雨水回収システムを活用し、電力と水の効率化を進めます。
SG6には、シンガポール国立大学Energy Solutions Hubと連携する共同イノベーション施設を設置し、2027年の開設を予定しています。
同施設では、液体冷却、コグニティブデジタルツイン、蓄電池システムなどの検証に取り組みます。
記事のポイント
- AI向け高密度設備: SG6はGPUインフラやデータ集約型ワークロードを想定し、液体冷却など複数の省エネルギー技術を採用しています。
- 投資額と提供容量: 初期投資額は2億9,000万米ドルで、第1期に約1,550キャビネット、完成時に最大20MWを提供予定です。
- 大学と共同研究: シンガポール国立大学と共同イノベーション施設を設け、データセンターの冷却やエネルギー技術を検証します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: GPUやAI基盤の設置先を選ぶ企業は、IT容量だけでなく、液体冷却への対応、電力効率、再生可能エネルギーや水利用まで含めて調達条件を見直す必要が生じそうです。
- データセンター事業者: AI向けの高密度設備と厳しい環境要件を同時に満たす設計が、施設選定での比較軸になりそうです。公募制度に対応するには、容量拡張だけでなく、効率の数値化や顧客機器の省エネ要件まで早期に整えることが求められます。
- 冷却技術企業: 大学と産業界が実環境で液体冷却や蓄電池を検証する場が生まれるため、技術企業には、単体性能の提示から、データセンター全体の効率改善を示す共同検証へ踏み込む機会となる可能性があります。
このニュースの背景
シンガポールのデジタル経済による名目付加価値は、2024年から2025年にかけて5.6%増加し、名目GDPの成長率を上回りました。
一方、SG6はシンガポール政府のデータセンター公募制度「DC-CFA」に基づく施設で、同国の厳しいサステナビリティ要件との両立が前提となっています。
AI導入や電力消費の大きいGPUインフラによって、高密度な設備と効率的な冷却への対応が必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
エクイニクス・ジャパン株式会社のプレスリリース(2026年11月6日 17時30分)エクイニクス、シンガポールのデジタル…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000048280.html