bgrass株式会社は、採用担当者ら118社を対象に、採用業務でのAI活用実態を調査しました。
AIに任せたい業務の1位は日程調整で、49%の企業が挙げました。
一方、日程調整をAIで実行している企業は0社で、活用は書類選考やスカウトなどに集中しています。
記事の概要
調査対象は、bgrass株式会社と採用組織のAI活用について商談した企業118社です。
調査期間は2025年9月から2026年11月で、商談時のヒアリング内容を企業ごとに分類・集計しました。
AIの活用状況を確認できた48社のうち、32社が採用業務でAIを使っていました。
AIを使っていた企業の割合は67%でしたが、担当者が汎用の生成AIを個人で使う形が中心でした。
AIの利用は、スカウト14社、書類選考13社、面接評価の入力・記録12社に集中していました。
一方、日程調整は58社がAIに任せたいと答えましたが、AIで回している企業は0社でした。
採用実務の一部をRPOや派遣など外部の人手に任せていた企業は57社で、月額を確認できたRPO・BPO12社の中央値は約40万円でした。
記事のポイント
- AIに任せたい業務: 日程調整が49%で最多となり、書類選考40%、スカウト30%が続きました。件数が多く、繰り返し発生する業務に要望が集まっています。
- 活用が進む業務: AI利用はスカウト、書類選考、面接評価の入力・記録に集中しました。文章の作成や要約は、担当者が生成AIに入力して使いやすいためです。
- 導入の壁が変化: 導入前はコストや社内承認が壁となり、導入後は精度や既存ツールとの連携が課題になっています。応募規模で課題も変わります。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 日程調整など複数の人・システムをまたぐ業務では、生成AIの試用だけでなく、既存のカレンダーやATSと連携して実行できるかを導入判断の軸にする必要がありそうです。
- RPO事業者: AIに任せたい業務と外注されている業務が重なるため、単純な代行にとどまらず、AI導入後の運用設計や例外対応まで含めたサービスへの転換が求められそうです。
- 採用SaaS提供者: 文章生成の機能だけでは解消しにくい日程調整や転記が課題になっているため、複数ツール間のデータ連携と、人が判断すべき場面を残した実行機能が競争力になり得ます。
このニュースの背景
採用現場では、書類選考やスカウトなど文章を読む・書く・まとめる業務からAI利用が進んでいます。
一方、日程調整のように候補者、面接官、エージェント、複数のシステムをまたぐ業務は、汎用の生成AIを貼り付けて使う方法では対応しにくい状況です。
そのため、AIに任せたい業務の要望と、実際にAIで運用できている業務との間に差が生じています。
採用実務の一部は外部の人手でも処理されており、AI活用は人件費との比較や既存ツールとの連携を含めて検討される段階にあります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
bgrass株式会社のプレスリリース(2026年11月6日 15時52分)118社の人事担当者に聞いた!採用組織でのAI…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000105436.html