バクリとDr.AISEOは、銀行の口座・預金に関するAIの参照先を調査しました。
ChatGPTとGeminiに485件の質問を各2回実行し、計1,940回答を分析しました。
金融機関の公式サイトが最大の情報源でしたが、メディアを読む割合はモデル間で異なりました。
記事の概要
調査対象は、47都道府県と5つの商品分野を組み合わせた485件の質問です。
対象商品は、口座開設、定期預金、外貨預金、相続手続き、資産運用です。
金融機関の公式サイトが参照先に占める割合は、ChatGPTで82%、Geminiで54%でした。
2番目に多いメディア・他業種の記事は、ChatGPTで9%、Geminiで38%でした。
ChatGPTが金融機関以外で参照したサイトは、メディア・他業種の記事が51%、公的機関・業界団体が43%でした。
一方、Geminiが金融機関以外で参照したサイトは、メディア・他業種の記事が82%を占めました。
Geminiでは、定期預金でマネーメディア、相続手続きで士業事務所などの記事が中心でした。
調査レポートは全68ページで、参照ドメイン1,760件のランキングなどを収録しています。
記事のポイント
- モデルで参照先が異なる: 金融機関以外の参照先は、ChatGPTが公的機関を重視し、Geminiはメディア・他業種の記事を多く参照しました。
- 商品別に媒体が変化: Geminiでは、定期預金はマネーメディア、相続手続きは士業事務所など、質問ごとに参照媒体が入れ替わりました。
- 地域情報の参照割合: 都道府県名を質問に含めると、地域金融機関の参照割合はChatGPTで66%、Geminiで54%に上昇しました。
このニュースがもたらす影響
- 金融機関のWeb担当者: モデルごとに参照先が異なるため、商品・手続きページの整備だけでなく、掲載される外部媒体や公的情報との整合性を継続的に確認する運用が求められそうです。
- 金融メディア・士業: Geminiでは商品分野ごとに外部記事の参照先が入れ替わっているため、媒体側は一括したSEO評価ではなく、定期預金や相続などテーマ単位で情報の正確さと更新状況を管理する必要がありそうです。
- 地域金融機関: 都道府県名を含む質問では地域金融機関の参照割合が高まるため、営業エリアや店舗、相談窓口を商品ページから確認できる構成が、地域の顧客候補に届く前提になっていく可能性があります。
このニュースの背景
口座開設や預金、相続手続きについて生成AIに相談する場面が増える一方、AIがどのサイトを根拠として回答するかは外部から把握しにくい状況でした。
今回の調査は、47都道府県と5つの商品分野を組み合わせた485件の質問を、ChatGPTとGeminiでそれぞれ2回実行しています。
両モデルとも金融機関の公式サイトが最大の参照先でしたが、金融機関以外ではChatGPTが公的機関を、Geminiがメディアや他業種の記事を多く参照する差が確認されました。
さらに、同じ質問でも2回とも開かれるページは一部にとどまったため、単発の参照結果だけではAI経由の情報接触を判断しにくい状況です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
バクリ株式会社のプレスリリース(2026年10月21日 10時10分)AIで顧客に選ばれる銀行は何が違う?金融機関のサイ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000155164.html