jinjerは、クラウド型人事労務システム「ジンジャー人事労務」に2つの新機能を実装しました。
保険料控除証明書や源泉徴収票をAIで読み取り、入力欄へ反映できます。
従業員の回答変更箇所も可視化し、年末調整における入力ミスと管理者の確認負担を減らします。
記事の概要
今回実装したのは、証明書のAI自動読み取り入力機能と回答差分の可視化機能です。
スマートフォンで撮影した画像やPDFをアップロードすると、AIが記載内容を読み取ります。
読み取り結果は確認画面に表示され、確認後に入力欄へ反映できます。
源泉徴収票が複数枚ある場合は、金額を自動で合算できます。
管理者は前年の回答や登録済み情報との変更前後を確認画面で比較できます。
変更があった従業員だけに絞り込んだCSV出力にも対応し、10月中の提供開始を予定しています。
あわせて、基礎控除額や給与所得控除の最低保障額の引き上げなど、令和8年度税制改正にも対応しています。
今後は、住宅借入金等特別控除証明書などの電子データ(XML)対応も順次提供する予定です。
記事のポイント
- 証明書をAIで自動入力: 画像やPDFをAI-OCRで読み取り、保険料控除証明書と源泉徴収票の入力欄へ反映できます。
- 回答の変更箇所を比較: 管理者は従業員の回答について、前年や登録済み情報との差分を画面とCSVで確認できます。
- 令和8年度改正に対応: 基礎控除や給与所得控除の変更に加え、扶養親族の所得要件などの改正にも対応しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 年末調整の効率化では、読み取り精度だけでなく、従業員が確認してから反映する運用や前年データとの比較まで含めて、現場の確認フローを見直す必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: AI-OCR単体ではなく、蓄積した人事データを使って変更確認までつなげる構成が示されたことで、今後は入力自動化とデータ連携を一体で提供できるかが比較軸になる可能性があります。
- 人事労務担当者: 税制改正への対応と入力ミスの確認が重なる繁忙期に、全件を目視する運用から変更のある回答を優先する運用へ移行できれば、差し戻しや確認作業の配分を変えられそうです。
このニュースの背景
年末調整では、源泉徴収票や保険料控除証明書を従業員が手入力しており、桁の誤りや制度区分の取り違えが課題になっていました。
保険料控除証明書は保険会社ごとに用語や項目の並びが異なるため、入力先を照合する負担も生じていました。
令和8年分は基礎控除や給与所得控除の引き上げなど、確認すべき制度の変更が重なります。
また、前年の回答や登録済み情報との差分を確認する手段がなく、管理者は従業員の回答を目視で確認する必要がありました。
関連するニュース
- アステリアはJA東びわこで、AIとの対話により1カ月で3つの業務アプリを内製化しました。
- ナレッジセンスがJR西日本中国メンテックにChatSenseを全社導入し、議事録や契約書類の確認を支援しています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
jinjer株式会社のプレスリリース(2026年9月29日 10時00分)jinjer、保険料控除証明書・源泉徴収票の「…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000487.000089626.html