株式会社アウトバーンは2026年9月1日、文書内の機密情報や個人情報を自動で置換する「RevAI」のベータ版を開始しました。
RevAIは、マスキングした文書を生成AIに渡し、出力後に元の情報へ復元できるツールです。
ChatGPT、Gemini、Claudeなど特定のAIサービスに依存せず利用できます。
ベータ版は2026年10月31日まで無料で提供されます。
記事の概要
RevAIは、PDF内の氏名、住所、電話番号、金額、銀行口座番号などを自動検出します。
検出した情報は伏字ではなく、文章の流れを保ちやすい別の値へ置き換えます。
利用者は画面上で、マスキングする範囲を最終調整できます。
マスク済みの文書を生成AIで処理した後、対応表を使って元の氏名や数値へ復元できます。
復元漏れや部分一致は、画面上で検査できます。
検出と置換はRevAI内で完結し、生の機密情報を外部の生成AIサービスへ送信しない設計です。
ベータ版の対応形式はPDFで、出力はマスク済みPDF、マスク済みテキスト、対応表のCSVです。
2026年11月以降に正式版を予定し、個人向けプランは月額1,100円(税込)を予定しています。
記事のポイント
- 自然な値へ置換: 伏字ではなく電話番号や氏名などを別の値に置き換え、AI側で文脈を保った処理がしやすい設計です。
- 利用者が最終確認: 情報の自動検出後に、利用者が画面上で隠す範囲を調整してからAIへ渡せます。
- 出力後に復元可能: 対応表を使ってAIの出力を元の情報へ戻し、復元漏れや部分一致も検査できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 機密文書をAIに渡せる範囲が広がるため、利用禁止ではなく、検出後の人手確認や出力復元まで含めた業務手順を設計する必要が出てきます。
- 同領域の提供者: マスキングだけでなく、自然な代替値への置換、出力の復元、漏れの検査までが比較対象になり、前処理から成果物化までの対応範囲が問われそうです。
- 情報管理部門: 機密情報を外部AIへ送らない運用を具体化しやすくなる一方、何を隠すかの最終判断と復元結果の確認を誰が担うか、役割分担が求められます。
このニュースの背景
企業が生成AIを導入しても、契約書や履歴書などの機密情報を含む文書は、入力可否の判断が難しく活用対象から外れやすい状況です。
アウトバーンは法人向けAI研修の現場で、「使い方はわかったが手元の資料には使えない」という声を繰り返し聞いてきました。
この課題に対し、情報を単に隠して利用を止めるのではなく、安全な形に変換して使い、処理後に元へ戻す手段としてRevAIを開発しました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アウトバーンのプレスリリース(2026年9月28日 10時30分)「この資料、AIに入れていいのか」をなくす。文…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000164675.html