日経BPとグロービス経営大学院大学は、ビジネスパーソンのAI活用実態を共同調査しました。
経営層139人を含む618人の回答から、職位によるAI利用や課題認識の違いが明らかになりました。
経営層の79.8%がAIを日常利用する一方、重視する能力ではAIスキルを人や組織を動かす力が上回りました。
記事の概要
調査は2026年5月19日から6月14日まで、グロービス経営大学院の在学生・卒業生約1万人を対象に実施しました。
オンラインアンケートで618件の有効回答を得て、経営層139人を含む回答を職位別に分析しました。
経営層の23.7%は、AIなしでは業務遂行が困難なほど業務の中核でAIを使っていると回答しました。
AIをほぼ毎日使う層の56.1%を合わせると、経営層の79.8%がAIを日常的に利用していました。
今後3~5年で重要な能力として、経営層はリーダーシップを86.3%、コミュニケーション能力を82.7%、やり抜く力を79.1%が挙げました。
一方、デジタル・AI活用能力は48.9%、データ分析・活用能力は31.7%にとどまりました。
AI活用の阻害要因では、試行錯誤や失敗を許容する文化がないとの回答が一般社員26.8%、経営層13.7%でした。
業務で使えるツールの制限が厳しいとの回答は一般社員37.6%でしたが、AI活用のルール未整備は経営層33.1%が一般社員21.0%を上回りました。
記事のポイント
- 経営層のAI利用が定着: 経営層の79.8%がAIを日常利用し、23.7%はAIなしでは業務遂行が困難と回答しました。
- 重視するのは組織を動かす力: 経営層が今後重要と見た能力は、AIスキルよりリーダーシップや対人調整力が上位でした。
- 現場との課題認識に差: 失敗を許容する文化やツール制限などで、経営層と一般社員の回答に大きな差が生じました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: AI導入の評価を利用率やツール導入数だけで終えず、経営層と現場で異なる阻害要因を把握し、試行錯誤の場と利用ルールを併せて設計する必要がありそうです。
- 経営層: AIスキルの習得だけを優先するのではなく、現場が安全に試せる環境づくりや、組織を巻き込んで活用を定着させる役割まで担うことが求められそうです。
- AIサービス提供者: 現場のツール制限と経営層のルール整備不足という認識差を踏まえ、利用管理やガバナンスと、部門が試行錯誤しやすい機能を一体で提案する余地があります。
このニュースの背景
今回の調査は、グロービス経営大学院の在学生・卒業生約1万人を対象に、2026年5月19日から6月14日まで実施され、618件の有効回答を得ています。
経営層139人を含む回答を職位別に分析したことで、AIの利用頻度だけでなく、今後重要と考える能力や活用の阻害要因の違いも確認できる構成になっています。
調査では、AIの利用が広がる一方で、試行錯誤を許容する文化、業務で使えるツールの制限、利用ルールの整備について、経営層と一般社員の認識に差が示されました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社 日経BPのプレスリリース(2026年9月18日 10時00分)【日経ビジネス×グロービス経営大学院がAI活用の…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000041279.html