NITACOは、平面図から内装工事の数量を算出する「内装積算AI」の提供を開始しました。
床・壁・天井の仕上げ数量に加え、巾木やLGS下地、石膏ボードなどを部屋別に集計します。
約540平方メートル・15室のオフィス内装改修では、拾い出しを従来の6〜8時間から約45分に短縮しました。
記事の概要
内装積算AIは、平面図から通り芯、室の区画、建具の位置と幅を読み取ります。
室ごとの床面積、周長、内壁芯長を算出し、壁面積や開口控除も処理します。
LGSスタッドの本数、ランナーの長さ、石膏ボードの枚数まで割付から算出します。
内部仕上表を室名で引き当て、床・壁・天井や下地など40品目以上を材料別・室別に集計します。
オフィス、店舗・テナント、原状回復、集合住宅・ホテル客室の4タイプに対応します。
建具の控除や壁の拾い方などは自社ルールを設定でき、単価表や品番マスタを使って金額も算出できます。
AIによる数量算出は2〜3分で完了し、担当者は図面上で「要確認」と表示された箇所を確認・修正します。
料金は案件タイプや図面形式、単価マスタ、帳票に応じた個別見積もりで、図面・見積データはAIの学習に使用しません。
記事のポイント
- 室区画から下地まで自動化: 平面図から室の面積や周長を算出し、開口控除を反映してLGSや石膏ボードまで積算します。
- 仕上表を室名で集計: 内部仕上表を室名で引き当て、40品目以上の材料を室別・材料別に集計し、Excelで出力します。
- 自社ルールで確認可能: 控除基準や単価マスタを設定でき、AIが迷った箇所は「要確認」として担当者が最終判断します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 積算担当者の作業時間だけでなく、確認すべき箇所も可視化されるため、導入前に自社ルールや帳票をどこまで標準化できるかを整理する必要があります。
- 内装積算の受託企業: 数量算出の速さよりも、控除基準や単価マスタを自社仕様に合わせられる点が競争軸になり、経験者の判断を仕組みに落とし込む対応が求められそうです。
- 建設業界全体: 積算業務を案件ごとの手作業から再算出可能な工程へ変えられるため、図面変更への対応や担当者間の分担を前提にした業務設計が進む可能性があります。
このニュースの背景
内装積算では、平面図の室を計測し、床・壁・天井・巾木などを個別に集計する作業が必要でした。
間仕切りの変更や図面の差し替えがあると、複数の材料を拾い直す必要があり、作業時間と確認負担が膨らみます。
図面と内部仕上表を往復して確認する工程では、材料の取り違えや担当者ごとの拾い方の違いも起こり得ます。
こうした業務上の負担に対し、同サービスは自社ルールや単価表を反映しつつ、AIの判断箇所を人が確認する運用を前提にしています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社NITACOのプレスリリース(2026年9月18日 10時00分)内装の拾い出しが積算AIにより、1案件45分に…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000058841.html