ユニバーサルロボットは9月14日、第7世代の協働ロボットプラットフォーム「Gen 7」を発表しました。
新型ロボットアーム「g-Series」を中心に、コントローラやソフトウェア、ツールフランジを刷新しました。
製造や物流向けに、フィジカルAIを現場へ実装しやすい接続性と開発環境を提供します。
記事の概要
Gen 7は、ロボットOS「PolyScope X」を基盤にしたシステム全体のアップグレードです。
新型g-Seriesには、UR10g-1750、UR17g-1300、UR18g-950の3機種を追加しました。
ツールフランジまでデータ・電源・安全信号を供給し、カメラや高帯域センサを接続しやすくしました。
フォーストルクセンサ、インピーダンス制御、RTDEを標準搭載し、触覚情報を使う用途に対応します。
従来世代比で演算性能を40%向上させ、設置面積を30%削減しました。
オープンAPIとROS 2通信に対応し、産業用PCや外部AI処理を組み合わせたエッジAIアプリケーションを構築できます。
安全機能はISO 13849-1に基づくPL d/カテゴリ3に対応し、g-Seriesの全アームはISO 10218-1およびUL 1740についてTÜV認証を取得しています。
日本では10月8日と9日に東京・秋葉原で開催する「UR協働ロボットフェア2026」で、Gen 7を初公開します。
記事のポイント
- AI対応の接続性: ツールフランジにデータ・電源・安全信号を供給し、AIモデルやセンサをロボットと連携しやすくします。
- 3機種の新型アーム: g-SeriesとしてUR10g-1750、UR17g-1300、UR18g-950を追加し、用途に応じた選択肢を広げます。
- 開発環境を拡張: オープンAPIとROS 2に対応し、産業用PCや外部AI処理を組み合わせたエッジAI構築を可能にします。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: ロボット本体だけでなく、センサや外部AI処理まで含めた構成を早期に設計する必要が高まりそうです。PoCでは接続性と現場運用のしやすさを評価軸に加えることが求められます。
- システムインテグレータ: オープンAPIとROS 2への対応により、既存の産業用PCやAI処理を組み込む提案を作りやすくなります。認証や安全設計を含めた実装力が、案件獲得の差になり得ます。
- ロボット周辺企業: ツールフランジやPolyScope Xとの連携を前提にした製品開発が、顧客への提案機会を広げる可能性があります。一方で、対応規格や接続検証への投資が求められそうです。
このニュースの背景
フィジカルAIを検証段階から実際の稼働現場へ移すには、ロボットとセンサ、外部AI処理をつなぐ接続性が必要です。
Gen 7はアーム単体ではなく、コントローラやソフトウェア、ツールフランジを含むシステム全体を見直しています。
URは国内パートナー向けの開発支援プログラムも進めており、製品基盤と開発支援を組み合わせて実用化を後押しする構成です。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Universal Robots ASのプレスリリース(2026年9月15日 10時00分)ユニバーサルロボット、フィジ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000045878.html