株式会社キッカケクリエイションは、ITエンジニア330名を対象に技術書の活用実態を調査しました。
生成AIや動画が普及した現在でも、89.7%が技術書を学習手段として手放せないと回答しました。
理由では「情報の信頼性が高いから」が64.9%で最多となり、AI時代における技術書の価値が示されました。
記事の概要
調査は、直近1年以内に技術書を読んだ経験があるITエンジニア330名を対象に、2026年6月12日から15日まで実施されました。
現在の技術や知識のインプット手段は、「技術系Webメディア・ブログ記事」が51.8%で最多でした。
「技術書(電子書籍)」は49.4%、「生成AIへの質問」は43.9%、「技術書(紙の書籍)」は41.8%でした。
技術書を手放せない理由は、「情報の信頼性が高いから」が64.9%、「手元に残して何度も読み返せるから」が44.9%でした。
「体系的・網羅的に学べるから」は38.5%、「実務に直結する実践的な内容が得られるから」は37.2%でした。
直近1年以内に購入した技術書のカテゴリは、「Web開発」が40.3%、「設計・アーキテクチャ・リファクタリング」が39.4%で上位でした。
技術書を読めていない理由は、「自分のレベルや目的に合った本を選べないから」が37.3%で最多でした。
技術書を活用する工夫では、「業務で必要になったタイミングで読んでいる」が48.5%で最も多くなりました。
記事のポイント
- AI質問は43.9%: 生成AIへの質問は43.9%で、技術系Webメディアや電子書籍に次ぐインプット手段となっています。
- 信頼性が最大の理由: 技術書を手放せない理由は、情報の信頼性が64.9%で最多となり、体系性や反復利用も評価されています。
- 選書が最大の課題: 読めていない理由では、自分のレベルや目的に合う本を選べないことが37.3%で最多となっています。
このニュースがもたらす影響
- 企業の人材育成担当: 生成AIを単独の学習手段に置き換えるのではなく、技術書の信頼性・体系性と組み合わせる設計が必要になりそうです。研修ではレベル別の選書案内と、業務課題が生じた時に参照できる導線を用意する価値が高まると考えられます。
- 技術書サービス提供者: 技術書の価値を訴求するだけでは選ばれにくく、レベルや目的に合う本を絞り込む機能が競争軸になりそうです。必要箇所だけ読む、業務タイミングで読むという利用実態を踏まえ、検索や章単位の導入を支援できるかが問われます。
- AI学習支援事業者: 生成AIへの質問が43.9%に達する一方、書籍では信頼性が64.9%で重視されています。AI学習支援事業者は、回答の速さだけでなく、根拠の示し方や体系的な理解へつなぐ設計を検討する必要がありそうです。
このニュースの背景
本調査は、生成AIや動画コンテンツが普及した環境で、ITエンジニアが技術書と新しい学習手段をどう使い分けているかを捉えたものです。
調査対象330名では、生成AIへの質問が43.9%に達し、技術書の電子書籍やWebメディアと併用されている状況がうかがえます。
その一方で、技術書を手放せない理由として情報の信頼性や体系性が挙げられており、AIによる即時的な情報取得とは異なる価値が評価されています。
技術書を読めない理由では、レベルや目的に合う本を選べないことが最多となっており、学習手段の選択自体が課題になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社キッカケクリエイションのプレスリリース(2026年9月15日 09時30分)【生成AI時代、ITエンジニアの「技…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000068613.html