株式会社カイダンとHarmonic Society株式会社は、生成AI APIの費用と利用状況を可視化するSaaS「ManageAI」を共同開発しました。
2026年9月14日から、先行モニター企業5社の募集を始めます。
5プロバイダを横断し、部署・利用者・プロジェクト別の利用状況を確認できます。
記事の概要
ManageAIは、OpenAI、Azure OpenAI、Claude(Anthropic)、AWS Bedrock、Google Vertex AIに対応します。
各プロバイダの利用量と費用を、部署・利用者・プロジェクト・APIキー別に集計できます。
日次コスト上限、月次予算の消化率、利用量の急増を検知し、Slackとメールで通知します。
実費と概算を区別して表示し、CSV出力と円・ドルの切り替えにも対応します。
AzureとAWS Bedrockでの実測では、概算とプロバイダ請求額との差は1〜1.8%です。
プロンプト原文を取得せず、利用量メタデータだけを扱う用途分類機能は特許出願中です。
先行モニターは先着5社限定で、2026年11月末まで募集します。
初期費用は無料で、月額5万円(税別)です。
記事のポイント
- 5社のAI費用を集計: 5プロバイダの利用量と費用を、部署や利用者、プロジェクト別に横断して確認できます。
- 請求前に異常を通知: 日次上限、月次予算の消化率、利用量の急増を検知し、Slackとメールで通知します。
- 原文を取得しない設計: プロンプト原文を保存せず、読み取り専用キーの登録だけで導入できる設計です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 複数プロバイダの費用を部署や案件単位で管理する運用を、請求後の確認から利用中の予算管理へ移せる可能性があります。まず費用配賦の単位と、通知後の是正手順を決める必要があります。
- 同領域のサービス提供者: 複数APIを使う企業には、単なる集計だけでなく、予算超過の早期通知や原文を扱わない導入設計が選定軸になりそうです。費用精度や用途分類の実効性を比較できる説明が求められます。
- AI導入を統括する部門: 読み取り専用キーとメタデータのみという条件は、セキュリティ審査で確認すべき項目を絞る材料になり得ます。一方、ROI分析は今後の開発予定のため、費用可視化と成果評価を別に設計する必要があります。
このニュースの背景
元記事では、国内AI市場の支出額が2025年から2029年にかけて約2.9倍に拡大すると予測されています。
生成AI APIを複数の部署やプロバイダが利用すると、費用の全体像や利用目的を請求書だけでは把握しにくくなります。
予算超過への気づきが請求後になりやすい一方、プロンプト原文を外部に出したくない企業もあるため、費用管理とデータ取り扱いを両立する仕組みが求められています。
関連するニュース
- EvoMateが商談録音を起点に議事録や営業日報を作成し、営業組織の課題やノウハウを分析するサービスを提供開始しました。
- マネーフォワードが法人向けにAI利用量とコストを可視化し、専用カードで支出も一元管理します。
- AvePoint Japanが、Microsoft 365内のAIエージェントの利用状況や権限、課金を管理するAgentPulseを提供開始します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Harmonic Society株式会社のプレスリリース(2026年9月14日 10時40分)増え続ける生成AIの利用費…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000121564.html