建ログは、大規模建築現場向けの作業間調整ツール「Con-Sight」のβ版を公開しました。
2D CAD図面上で重機や車両、作業エリアを配置し、搬入・揚重・作業予定を日付や時間ごとに管理できます。
BIMモデルを前提とせず、対応するAI環境から予定を一括登録できる点も特徴です。
建ログは、β版を実際の現場で利用するパートナー企業の募集を始めました。
記事の概要
Con-Sightは、現場の安全工程打合せで使う「場面図」をデータ化する施工管理ツールです。
2D CAD図面をそのまま取り込み、図面の尺度を保った場面図を作成できます。
図面上の配置と作業予定を結び付け、関係者が同じ場所と時間の状況を確認できます。
調整した配置から安全通路の候補を自動生成し、担当者が確認したうえで採用できます。
日ごとの場面図を切り替えながら、複数日にわたる重機や仮設物の配置も確認できます。
WebMCPを活用し、対応するAI環境から揚重予定や作業予定をまとめて登録できます。
今後は、ドローンのオルソ画像やBIMモデルの取り込み、他社ツールとの連携を追加する予定です。
工事計画シミュレーションでは、施工管理者1人分の年間総費用を約1,000万円とする開発目標を掲げています。
記事のポイント
- 2D図面で予定を一元化: 搬入や揚重、作業エリアなどを2D CAD図面に配置し、日付と時間を持つ場面図として管理できます。
- AIから予定を一括登録: WebMCPにより、対応するAI環境からCon-Sightを呼び出し、揚重予定や作業予定をまとめて登録できます。
- 施工計画の改善を目指す: 工程や人員、重機などを比較するシミュレーションへ発展させ、施工管理者の配置費用削減を検証します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する建設会社: 既存の2D図面と日々の打合せを起点に試せるため、導入担当者はBIM整備の有無ではなく、予定変更の共有や調整時間がどれだけ減るかを検証軸にしやすくなると考えられます。
- 同業の施工管理SaaS: 同じ領域の提供者には、単独画面の機能数だけでなく、利用中のAIから予定を登録できるか、将来のBIM・外部連携へ開けているかが、現場定着を左右する比較軸になる可能性があります。
- 建設現場のDX担当者: 現場での試行を進める企業は、施工管理者の配置費用削減という目標をそのまま成果と見なさず、調整時間や手戻り、必要人員の変化を継続測定し、運用条件と併せて評価する必要がありそうです。
このニュースの背景
大規模建築現場では、重機の配置や搬入時間の変更が車両動線や後続作業に影響するため、複数の専門工事業者間での調整が必要です。
場面図、工程表、搬入予定、揚重予定が紙や汎用的なスライド、別々の資料で管理されている場合があり、担当者が資料を照合しながら変更の影響を確認しています。
一方で、BIMモデルの用意には負担が伴うため、現場で使われている2D CAD図面を起点にし、既存のAI環境から予定を登録できる仕組みが示されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社建ログのプレスリリース(2026年9月9日 09時50分)【大規模建築現場 向け】AIとの協業可能な作業間調整ツ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000177890.html