ソラコムは、IoTシステム設計ガイド「アーキテクチャーセンター」を拡充しました。
生成AIなどのAI技術や衛星通信を、IoTアプリケーションへ組み込む設計ノウハウを新たに公開しました。
デバイス、エッジ、クラウドの処理配置や通信方式の選択を、ユースケースに沿って解説しています。
記事の概要
アーキテクチャーセンターは、IoTシステムの設計や導入を検討するユーザー向けのガイドです。
ソラコムが2015年のサービス提供開始以降に蓄積した実績と、専門家の知見をもとに構成しています。
今回、コネクテッド製品の通信設計、AI処理の設計、衛星通信を含む通信選択の3テーマを追加しました。
「出荷後に使う回線の選択と変更を設計する」では、製造時に固定する要素と出荷後に変更できる要素を整理しています。
接続先の通信キャリア、サブスクリプション、プロファイルの選択方式と組み合わせも紹介しています。
「セルラー・Wi-Fi・有線・衛星の使い分けと設計」では、利用環境や用途に応じた通信方式の選び方を解説しています。
「AI処理の配置とタイミング」では、デバイス、エッジ、クラウドのどこで処理するかを説明しています。
リアルタイム処理と、データを蓄積した後の処理をどう使い分けるかも取り上げています。
記事のポイント
- 回線の選択と変更: 製造時に固定する通信要素と出荷後に変更できる要素を分け、回線設計の考え方を整理しています。
- 通信方式を使い分け: セルラー、Wi-Fi、有線、衛星の特性を踏まえ、利用環境や用途に応じた選択を解説しています。
- AI処理の配置を設計: IoTデータを処理する場所とタイミングを、デバイス、エッジ、クラウドの構成から紹介しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: AIを組み込むIoTでは、応答速度や通信環境に応じて処理場所を選ぶ必要があります。導入前にデバイス・エッジ・クラウドの役割を比較し、構成を検討しやすくなりそうです。
- IoT開発担当者: セルラーやWi-Fiだけでなく、有線・衛星も含めて通信方式を組み合わせる視点が得られます。利用場所やデータ量に応じた設計判断を、個別の経験だけに頼らず進めやすくなります。
- 製品メーカー: 製造時に固定する通信要素と出荷後に変更できる要素を分けて考えられます。販売後の利用地域や通信環境の変化を見据え、回線設計を製品企画段階から検討する必要が高まりそうです。
このニュースの背景
IoTシステムは、デバイスやセンサー、通信、クラウド、データ処理、セキュリティなど複数の要素を組み合わせて設計する必要があります。
利用環境やデバイス数、通信量、消費電力、運用方法によって適した技術が変わるため、システム全体での選択が求められます。
今回の追加内容は、コネクテッド製品、生成AIを含むAI活用、セルラー通信が届きにくい場所での利用という近年増加するユースケースを背景にしています。
ソラコムは2015年のサービス提供開始以降に蓄積した実績と専門家の知見をもとに、IoTシステムの設計や技術選択を体系化してきました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ソラコムのプレスリリース(2026年9月9日 11時03分)IoTシステム設計ガイド「アーキテクチャーセンター」…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000034562.html