サイオステクノロジーは、社内ドキュメントから回答を生成するAIチャットサービスの新機能を提供します。
GPT-5世代の推論モデルやGemini、Claudeに対応し、利用できるLLMの選択肢を広げます。
SharePoint Onlineとの連携やユーザー単位のアクセス制御も強化し、2026年10月1日に提供を始めます。
記事の概要
対象サービスは、生成AIが社内ドキュメントを検索し、その内容を基に回答を自動生成する仕組みです。
今回の拡充では、GPT-5世代の生成AI高度推論モデルに対応し、推論の深さやレスポンスを調整できるようにします。
Google Cloud Vertex AIにデプロイされたGeminiおよびClaudeモデルにも対応し、特定のLLMベンダーに依存しない構成を可能にします。
ベクトルストアにはElasticsearchを選択でき、大規模データを扱う検索基盤として利用できます。
WordやPowerPointに埋め込まれた画像の解釈精度を高め、Officeファイル内の情報もAI活用の対象にします。
SharePoint Onlineでは、ドキュメントライブラリーをRAGデータソースとして利用する際の自動連携を強化します。
ユーザーグループ単位の権限ロールベースアクセス制御に加え、OTSUKA GATEとGluegent GateのSSOにも対応します。
料金は要件や規模に応じた個別見積もりで、2026年10月1日から3カ月以内の発注企業には連携オプションの初期費用40万円を無料にします。
記事のポイント
- 複数LLMを選択可能です: GPT-5世代に加え、Vertex AI上のGeminiとClaudeに対応し、業務要件に応じてモデルを選べます。
- SharePoint連携を高速化します: 並列処理でドキュメントライブラリーとの自動連携を高速化し、RAGデータの鮮度を保ちやすくします。
- 権限管理とSSOを強化します: ユーザーグループ単位のアクセス制御に対応し、OTSUKA GATEとGluegent GateのSSOも利用できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 既存のSharePoint資産や複雑な業務文書を活用したい企業は、モデル性能だけでなく、LLMの選択性、権限管理、データ更新の運用負荷まで含めて導入効果を見極める必要がありそうです。
- 同業のサービス提供者: 複数LLMや大規模検索基盤、Office内画像の解釈、細かなアクセス制御が提案の前提となり、単なる社内チャット機能ではなく、既存システムとの統合力や運用設計が競争軸になる可能性があります。
- 情シス・管理部門: 社内ナレッジを広くAIに接続する際、データソースの鮮度とユーザーごとの閲覧範囲を同時に管理する必要があります。導入前に、権限設計やSSO、情報更新の責任分担を整理することが求められそうです。
このニュースの背景
企業で生成AIによる社内業務の効率化が進む一方、独自データから正確かつ安全に情報を引き出すことが課題になっています。
顧客からは、複雑なビジネスロジックの推論、既存のSharePoint Onlineにある大量ファイルの活用、ユーザーごとのアクセス制御を求める声が寄せられていました。
今回の機能拡充は、こうした要望を受け、エンタープライズ環境でのガバナンスやセキュリティ、検索精度と利便性を高めるものです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
サイオステクノロジー株式会社のプレスリリース(2026年9月3日 10時30分)サイオステクノロジー、「社内ナレッジ活用…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000100567.html