デジタルハリウッド大学は9月1日、AIエージェントと学ぶ教育プラットフォーム「キャンパスポータル」の運用を開始しました。
出席、授業、AIとの対話、授業ノート、振り返りを一つの画面で扱える環境です。
全学生・全教職員が生成AIを利用できる「全学AI基盤」も同時に運用を始めました。
記事の概要
キャンパスポータルと全学AI基盤は、同大学の現実科学研究所が開発しました。
学生は授業への入室、AIティーチングアシスタント(TA)との対話、ノート記入、授業後の振り返りを一つの画面で行えます。
授業ごとのTAには講義録や教材を登録でき、教員は専門的なプログラミング知識なしで構成できます。
TAは学生ごとの過去の対話を踏まえ、個別に異なる問いかけを行います。
AIとの対話履歴と授業ノートは学生本人だけが閲覧でき、教員や大学は会話内容を閲覧できません。
全学AI基盤では、テキストに加えて画像、映像、音楽などの生成AIを共通ゲートウェイから利用できます。
学生は専属AIエージェントの名前や人格を設定でき、卒業時には4年間の学びの記録を本人に返却する方針です。
2026年度第3クォーター開始に合わせ、9月21日から全学へ展開します。
記事のポイント
- 授業専用TAを構成: 教員が講義録や教材を登録すると、授業内容に応じたTAを専門知識なしで構成できます。
- 対話履歴を本人限定: 学生とAIの対話や授業ノートは本人だけが閲覧でき、教員には振り返りのみ共有されます。
- 学習記録を本人へ返却: 授業ノートや対話を4年間蓄積し、卒業時には外部サービスに依存しない形で本人へ返却します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討大学: 導入を検討する大学は、授業支援AIの機能だけでなく、対話履歴の閲覧権限や卒業時のデータ返却まで含めて、学習データの扱いを設計する必要がありそうです。
- 大学教職員: 大学教職員は、教材を登録して授業専用TAを構成し、学生には振り返りだけを共有する運用になるため、AIに任せる支援と教員が担う評価の線引きを考えることになりそうです。
- 教育基盤提供者: 教育基盤提供者には、複数の生成AIを共通ゲートウェイで扱いながら、学生ごとの継続的な対話と本人主体のデータ管理を両立させる設計が求められそうです。
このニュースの背景
同大学は、生成AIを授業に追加するのではなく、授業前後の学びを含む教育環境そのものに組み込む方針を示しています。
授業専用TAは講義録や教材をもとに構成でき、教員に高度なプログラミング知識を求めない設計です。
一方で、AIとの対話履歴や授業ノートを学生本人だけが閲覧できる仕組みとし、4年間の学習記録を卒業時に本人へ返却する考えを示しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース(2026年9月2日 12時00分)一人ひとりにAIが寄り添う、新しい大学の学…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002725.000000496.html