ウエスタンデジタル(WD)と東北大学は、次世代ストレージ技術を研究する共同拠点を設立しました。
「WD×東北大学 AIデータインフラ共創研究所」を、東北大学片平キャンパス内に開設しました。
2026年7月から2029年6月までの3年間、AIデータ基盤の技術開発と人材育成に取り組みます。
記事の概要
ウエスタンデジタル(WD)と東北大学は、共同研究拠点「WD×東北大学 AIデータインフラ共創研究所」を設立しました。
研究所は東北大学片平キャンパス内の電気通信研究所に開設されます。
運営期間は2026年7月から2029年6月までの3年間です。
生成AIの普及でデータ量が増え、学習や推論を支えるストレージの重要性が高まっています。
IDCの調査では、クラウドデータセンターに蓄積されるデータの約80%がHDD上に保存されています。
研究所では、WDのストレージ技術と東北大学の先端記録材料、デバイス物理学、ストレージシステム工学の知見を融合します。
記録容量の向上と総保有コスト(TCO)の削減につながる技術の創出を目指します。
技術開発に加え、記録媒体や半導体、システム工学を横断的に理解する研究者やエンジニアの育成にも取り組みます。
記事のポイント
- 3年間の共同研究拠点: 研究所は東北大学片平キャンパス内の電気通信研究所に開設され、3年間にわたり運営されます。
- ストレージ技術を融合: 先端記録材料やデバイス物理学などを組み合わせ、ストレージの高密度化を目指します。
- AIインフラ人材を育成: 研究者や技術者を育成し、産業界と学術界をつなぐ拠点としても機能させます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: データセンターやクラウドの運用企業は、AI向け投資を計算資源だけでなく保存容量とTCOの改善まで含めて評価し、将来のデータ増加を前提に基盤計画を見直す必要がありそうです。
- 同領域の技術企業: 材料からシステムまでを横断する共同研究が進めば、容量向上とTCO削減を両立する技術が競争軸になり、ストレージ企業にはAIデータ基盤全体での提案力が求められる可能性があります。
- AIインフラ業界: 媒体・半導体・システム工学を横断する人材育成が続くことで、企業と大学の連携先を選ぶ際に、研究成果だけでなく実装を担う人材の輩出まで評価する視点が強まりそうです。
このニュースの背景
生成AIの学習・推論で扱うデータが増え、保存・管理を担うストレージには容量拡大とコスト抑制の両立が求められています。
クラウドデータセンターの蓄積データの約80%をHDDが担うという調査は、AI基盤の競争力が計算資源だけでなく保存基盤にも左右されることを示します。
そこで、材料・デバイス・システムをまたぐ研究と人材育成を同時に進める枠組みが置かれたと考えられます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ウエスタンデジタルと東北大学は、次世代ストレージ技術の開発とAIインフラを支える人材の育成を目的とした共同研究拠点「WD…
https://japan.zdnet.com/article/35251651/