Sapeetは、20代から70代の1,588人を対象に、AI歩行分析データを年代別に調査しました。
転倒リスクが「高い・やや高い」と判定された人は、全体の23.2%に上りました。
歩幅や歩行速度にも年代差があり、身体の状態を年齢だけでは捉えきれない実態が示されています。
記事の概要
調査には、SapeetのAI姿勢分析サービス「カルティ シセイカルテ」で取得したデータを使いました。
対象は20代から70代の男女で、2022年10月から2026年8月までの分析結果から無作為に抽出しました。
有効な歩行分析数は1,588人で、内訳は男性697人、女性891人です。
転倒リスクが「高い」または「やや高い」と判定された人は、全体の23.2%でした。
「やや高い」まで含めた該当割合は、20代でも19.4%、40代で25.1%、60代で28.5%でした。
平均歩幅は20代から60代で36.4〜37.2cmでしたが、70代では32.2cmでした。
平均歩行速度は50.4〜55.8m/分で、1kmの移動には約18〜20分かかる計算です。
今回の調査は災害時の避難能力そのものを評価するものではなく、歩く力を考える参考情報です。
記事のポイント
- 若年層にも転倒リスク: 転倒リスクが「高い・やや高い」と判定された人は、20代でも19.4%に達しました。
- 70代は歩幅が縮小: 平均歩幅は70代で32.2cmとなり、20代から60代との差は最大5.0cmでした。
- 1kmに約18〜20分: 平均歩行速度は50.4〜55.8m/分で、快適歩行速度の目安を全世代で下回りました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 年齢層だけで対象者を絞るのではなく、歩幅や速度、転倒リスクを測定して個別の運動提案や継続支援につなげる設計が求められそうです。
- 同領域の提供者: 姿勢や歩行の可視化に加え、年代別の傾向や防災という利用場面まで示すことが、利用者への説明やサービス差別化に影響する可能性があります。
- 自治体・防災担当: 避難能力そのものを測る調査ではありませんが、備蓄や経路の確認に加えて、住民が自身の移動時間や歩く力を把握する施策を検討する材料になりそうです。
このニュースの背景
防災対策では備蓄や避難場所・経路の確認が中心となる一方、災害時には自分の足で移動する場面も想定されます。
Sapeetはこの課題を背景に、20代から70代の1,588人について、AI歩行分析で歩幅・歩行速度・転倒リスクを年代別に調べました。
分析には2022年10月から2026年8月までの「カルティ シセイカルテ」のデータが使われ、個人を識別できない形で結果を取得しています。
関連するニュース
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Sapeetのプレスリリース(2026年9月1日 11時00分)【防災の日に関する調査リリース】20代〜70代の…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000026498.html