フォーカスシステムズは、AI歩行分析ツール「WalkCare」の保険診療での運用を始めました。
森ノ宮医療大学と共同開発した同ツールを、大阪ベイクリニックで医科診療報酬点数表の「D250 平衡機能検査」に活用します。
歩行速度や歩行リズムなどを定量評価し、医療機関や自治体での活用を広げます。
記事の概要
WalkCareは、森ノ宮医療大学附属の大阪ベイクリニックで「D250 平衡機能検査」の「5 動作分析検査」に活用されました。
同検査は、動作分析装置を用いて歩行や姿勢などの運動機能を評価する項目です。
WalkCareは、スマートフォンと小型センサーで歩行状態を短時間に計測します。
歩行速度、歩行の滑らかさ、歩行リズムなどをAIで定量的に評価できます。
本製品は一般医療機器(クラスⅠ)として、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ届け出ています。
フォーカスシステムズは、森ノ宮医療大学インクルーシブ医科学研究所と、変形性膝関節症患者の治療後の歩行機能回復を可視化する研究も進めています。
対象となる治療は、末梢神経ラジオ波焼灼療法「Coolief(クーリーフ)」です。
同社は今後、医療機関、介護施設、自治体への展開や、遠隔リハビリ支援システムの構築を進めます。
記事のポイント
- 保険診療で活用: 大阪ベイクリニックで、医科診療報酬点数表の「D250 平衡機能検査」における動作分析検査へ活用します。
- AIで歩行を定量評価: スマートフォンと小型センサーで歩行を計測し、速度や滑らかさ、リズムなどをAIで評価します。
- 遠隔リハビリも視野: 変形性膝関節症の治療後における歩行回復の可視化と、遠隔リハビリ支援の仕組みを構築します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討医療機関: 保険診療の検査項目で運用され、スマートフォンとセンサーで定量評価できるため、目視中心の評価をどう置き換え、診療フローに組み込むかを検討する材料になりそうです。
- 介護・自治体: 医療機関に加えて介護施設や自治体への展開、遠隔リハビリ支援も視野に入るため、来訪時だけでなく継続的に歩行状態を追う施策を考えやすくなりそうです。
- 医療AI開発企業: 保険診療での運用と一般医療機器としての届出に加え、共同研究によるエビデンス蓄積も進むため、医療現場で使えるAIには導入実績と検証を早期に示すことが求められそうです。
このニュースの背景
高齢化に伴い、フレイルや変形性膝関節症など、歩行機能の低下に関わる健康課題が増加しています。
歩行機能の維持・改善は健康寿命の延伸や介護予防に関係する一方、従来の評価は目視や簡易検査に依存することが多く、客観的・定量的な把握が難しい状況でした。
こうした課題を背景に、スマートフォンと小型センサーで歩行を計測し、速度や滑らかさ、リズムを評価する仕組みが医療現場で使われ始めています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社フォーカスシステムズのプレスリリース(2026年8月26日 10時02分)AI歩行分析ツール“WalkCare”…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000085937.html