Herixは、財務報告に係る内部統制(J-SOX)の運用評価を支援するAI Agentサービス「Aispect」の提供を開始しました。
Aispectは、グループ会社や部門から共有された質問票・証跡を確認し、企業ごとの評価基準との照合を支援します。
参照した証跡や判断理由を示すことで、担当者は判断が必要な項目に絞って評価を確定・承認できます。
記事の概要
Aispectは、J-SOXの運用評価で発生する証跡の収集・確認や、質問票・評価基準との照合をAI Agentが支援するサービスです。
AI Agentは証跡ファイルを開いて内容を読み取り、質問票の回答や評価基準と照合します。
PDFやスキャン画像にも対応し、評価ごとに参照した証跡と判断理由を表示します。
評価では、どの証跡のどの情報を根拠とし、なぜその判断になったのかを確認できます。
人が確認・承認した評価結果は「プレイブック」として蓄積され、翌年度以降の評価にAIが活用します。
企業ごとの判断基準や過去の評価を組織に蓄積し、担当者の異動・退職によるノウハウ断絶の解消に役立てます。
グループ会社・部門の評価対象を一つの画面に集約し、評価結果や参照証跡をExcel形式で出力できます。
Herixは、M&Aの意思決定を支援するAIプラットフォーム「Aidiligence」で培った企業活動調査の技術を、内部統制・ガバナンス領域へ拡張します。
記事のポイント
- 証跡と基準を照合: 質問票や証跡の内容をAI Agentが読み取り、評価基準と照合します。参照箇所と判断理由も確認できます。
- 判断基準を蓄積: 承認済みの評価結果をプレイブックとして保存し、翌年度以降の評価に活用します。判断の属人化を抑えます。
- 進捗を横断管理: グループ会社・部門の評価対象を一画面に集約します。評価結果と参照証跡はExcel形式で出力できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 自社の評価基準を事前に整理し、AIの提示を採用する範囲と人が承認する項目を設計する必要が生じます。まずは過去評価をプレイブック化できる業務から検証する進め方が考えられます。
- 内部統制部門: 証跡のどこを根拠にしたかを説明しやすくなるため、レビューや関係部署との差し戻しの進め方が変わる可能性があります。一方、AIの判断を確認する役割分担も必要になりそうです。
- 同業サービス提供者: M&A調査にとどまらず、買収後の内部統制まで扱う構成は、企業活動の継続管理を狙うサービス設計の参考になります。競合各社には、蓄積した判断基準を次回業務へつなぐ機能が求められそうです。
このニュースの背景
J-SOXの運用評価では、対象となるグループ会社・部門や統制が増えるほど、証跡の収集・確認や評価基準との照合にかかる負荷が大きくなります。
評価には専門的な判断が求められるため、担当者ごとの判断のばらつきや、異動・退職に伴う過去のノウハウ断絶が課題になっています。
Herixは、M&Aのデューデリジェンスで培った企業活動調査のAI技術を、投資判断後の内部統制・ガバナンス領域へ広げています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Herixのプレスリリース(2026年8月26日 10時00分)Herix、J-SOXの運用評価を支援するAI …
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000162435.html