MIYOSHI、建設現場カメラにAI検知と自動追尾を標準搭載

MIYOSHIは8月27日、「G-cam04」専用ビューアにAI検知と自動追尾を追加します。
追加費用は不要で、エリア侵入検知とラインクロス検知を標準機能として提供します。
検知した人や車両を追尾し、管理者へリアルタイムでメール通知します。
夜間の防犯や監視業務の省人化を見込んでいます。

記事の概要

MIYOSHIは2026年8月27日、「G-cam04」専用閲覧ビューア「Gview」にAI検知と自動追尾機能を標準搭載します。
新機能の利用にはカメラ本体のバージョンアップが必要ですが、追加費用は不要です。
AI検知は「エリア侵入検知」と「ラインクロス検知」の2機能で構成します。
立入禁止エリアへの人や車両の侵入、設定したラインの通過を検知すると、管理者へメールで通知します。
検知した人や車両はカメラが自動追尾し、その動きを捉え続けます。
赤外線撮影に対応しているため、盗難が集中する夜間の暗い現場でもAI検知を利用できます。
2026年7月以降に出荷されたカメラはメンテナンス終了後から利用でき、同月より前から利用中の場合はカメラ本体の交換が必要です。
警察庁の「令和7年の犯罪情勢」によると、2025年の金属盗難の認知件数は1万5,712件でした。

記事のポイント

  1. 2種類のAI検知: 侵入禁止エリアへの人や車両の侵入、設定ラインの通過を検知し、管理者へ通知します。
  2. 夜間の監視を支援: 赤外線撮影に対応し、夜間や休工日など無人になる時間帯の防犯を支援します。
  3. 既存利用者も対象: 追加費用なしで提供し、2026年7月以降出荷分は更新後に利用できます。

このニュースがもたらす影響

  • 導入検討企業: 夜間や休工日の監視を人手だけに頼らず、侵入時の通知を起点に対応手順を設計できるため、防犯要員の配置や映像確認の業務を見直す契機になりそうです。
  • 同業サービス提供者: AI検知を追加課金なしで標準機能とする選択肢が示されたことで、建設現場向けカメラでは機能単体の販売より、導入時の負担を抑えた提供条件が比較対象になりそうです。
  • 建設業界: 盗難リスクがある一方で見回りや映像確認の人手が限られる現場では、監視を常時担当者が行う運用から、異常通知を受けて判断する運用への移行が進む可能性があります。

このニュースの背景

2025年の金属盗難の認知件数は1万5,712件で、建設現場の資材や金属ケーブルも盗難対策が求められる対象になっています。
一方、夜間の見回りや翌朝の映像確認には人と時間が必要ですが、建設業では時間外労働の上限規制が適用され、人手不足も課題になっています。
従来の監視カメラは、異常発生後に映像をさかのぼって確認する用途が中心でした。
こうした状況を背景に、異常を検知した時点で通知し、夜間の監視業務を省人化する機能が求められています。

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