株式会社Hubbleは、契約AIエージェント「Contract Flow Agent」に2つの機能を追加しました。
組織独自の審査基準を体系化する契約プレイブック機能と、Word上で審査・編集を完結するアドイン機能です。
自社の契約データやナレッジを活用し、契約審査の標準化と作業負担の軽減を支援します。
記事の概要
今回追加したのは、法務向け契約プレイブック機能とWordアドイン機能です。
プレイブック機能では、自社の契約データやひな型をもとに、AIが審査基準の草案を自動生成します。
条文や論点ごとに基本方針と許容範囲を整理し、ベテラン担当者の暗黙知を組織のナレッジとして運用できます。
Wordアドインでは、プレイブックの適用、類似契約書の参照、条ズレや誤字脱字の校正、修正提案をWord上で実行できます。
自社ひな型との比較では、契約内容を「一致」「範囲内」「不一致」の3段階で判定できます。
変更履歴の制御にも対応し、Hubbleを介したWord上の修正内容はHubbleのバージョン管理へ自動保存されます。
Hubbleが2026年6月に法務担当者ら365名を対象に実施した調査では、44.8%が基準の検索性を課題に挙げました。
同調査では、37.9%が初期構築・言語化の負担を課題とし、23.5%がプレイブックの運用を過去に断念していました。
記事のポイント
- 基準案をAIが作成: 自社の契約データやひな型をもとに、条文・論点別の審査基準案をAIが生成します。
- Word内で審査を完結: プレイブック適用や類似契約との比較、校正、代替条項の提示をWord上で実行できます。
- 変更履歴も自動管理: 修正内容に応じて変更履歴を制御し、Word上の編集結果をHubbleに自動保存します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 自社データから基準案を整えWord内で照合できるため、導入時はAIの精度だけでなく、許容範囲の承認者と更新責任を先に設計する必要がありそうです。
- 契約支援サービス: Word完結と蓄積データの活用が評価軸となれば、文書チェック単体ではなく、審査基準の運用や版管理まで含む提案が求められる可能性があります。
- 法務部門: 基準検索や目視照合の負担を減らせる一方、過去契約から生成された基準案を確認し、実務に合わせて更新し続ける役割が重要になりそうです。
このニュースの背景
契約プレイブックは、ベテラン担当者の暗黙知を基本方針や許容範囲として共有する手段ですが、初期の言語化や継続運用に負担があるとされています。
Hubbleが法務担当者ら365名を対象に実施した調査では、44.8%が必要な基準の検索性を、37.9%が初期構築・言語化の重さを課題に挙げました。
同調査では、23.5%が契約プレイブックの運用を過去に断念しており、基準を整備するだけでなく、日常の審査で使い続ける仕組みが課題となっています。
関連するニュース
- 株式会社Hubbleが契約AIエージェントの検索・文書作成・検証基盤を拡充しました。
- Hubbleが富国生命にAI契約書管理サービスを導入し、審査・保管業務の効率化を進めます。
- Buptle Inc.が契約作成から訴訟管理まで扱うB-Lawで日本進出しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Hubbleのプレスリリース(2026年8月26日 10時30分)「法務向け契約プレイブック機能」および「Wor…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000027155.html