エフサステクノロジーズとNTT西日本は、オンプレミス生成AI基盤で純国産LLM「tsuzumi 2」を運用する動作検証を完了しました。
両社は「Private AI Platform on PRIMERGY」と「tsuzumi 2」を組み合わせたソリューションを、2026年9月から提供する予定です。
官公庁や研究機関、金融機関、製造業などに向け、データやAIモデル、基盤を国内で管理できる環境を提供します。
記事の概要
今回の検証では、クラウドを介さずローカルネットワーク上で「tsuzumi 2」を稼働できる構成を実現しました。
研究データや設計情報、顧客情報、生産データなどを外部に出さず処理できるため、機密情報を扱う組織での利用に適しています。
「tsuzumi 2」は1GPUで動作可能な軽量モデルで、日本語処理能力と運用効率のバランスを重視しています。
エフサステクノロジーズの基盤は、スモールスタートから大規模展開まで対応する複数の導入モデルを用意しています。
同社は約65,000社の顧客基盤と、全国約700のエンジニア拠点による保守サポート体制を持っています。
NTT西日本は本ソリューションと「tsuzumi 2」を提供し、導入支援と技術支援を担います。
エフサステクノロジーズは、ハードウェアと基盤の提供に加え、保守・運用を支援します。
両社は今後、社会インフラやエネルギー、医療などへの提供分野拡大を予定しています。
記事のポイント
- 国内で管理する基盤: データ、AIモデル、AI基盤を国内で管理し、クラウドを介さず機密情報を処理できる構成です。
- 1GPU対応のLLM: tsuzumi 2は1GPUで動作可能な軽量モデルで、計算資源を抑えた運用を目指せます。
- 2026年9月に提供: NTT西日本がプライム事業者として提供し、エフサステクノロジーズが導入・運用を支援します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 機密データを外部に出せない企業は、1GPU対応と複数の導入モデルを手掛かりに、小規模な検証から全社展開までの計画を描きやすくなると考えられます。
- 同分野の競合: 国内管理に加えてモデル、ハードウェア、保守運用を一体で扱う構成が広がれば、競合各社にもモデル性能だけでなく導入後の支援体制を競う対応が求められそうです。
- 公共・規制産業: 官公庁や金融、医療などの担当者は、クラウド利用が難しい業務でも、データの所在と運用主体を確認しながら生成AIの適用範囲を検討しやすくなる可能性があります。
このニュースの背景
機密情報を扱う組織では、情報漏えいやガバナンス、データの所在管理が課題となり、クラウド型サービスの活用が難しいケースがあります。
経済安全保障やデータ主権への関心を背景に、データやAIモデル、インフラを国内で管理するソブリンAIへのニーズが拡大しています。
NTT西日本は自治体や医療、金融、製造などで生成AIの導入を支援し、エフサステクノロジーズはオンプレミス基盤と全国の保守サポート体制を有しています。
両社は、純国産LLMの知見とオンプレミス基盤の提供・運用支援を組み合わせ、クラウドに依存しない生成AI環境の導入を支援します。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
NTT西日本株式会社のプレスリリース(2026年8月26日 11時00分)エフサステクノロジーズとNTT西日本、オンプレ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000622.000032702.html