アジラは8月19日、AI警備システム「AI Security asilla」の最新版「Ver5.0」をリリースしました。
行動認識AIと防犯特化型VLM「AsillaVision」を組み合わせ、対応が必要な事象に絞って通知します。
人と車両、屋内と屋外を横断して解析し、既存設備との連携で検知後の対応まで支援します。
記事の概要
Ver5.0では、asillaの解析対象を館内から駐車場、駐輪場、敷地外周などの外構部へ拡大しました。
防犯特化型VLMのAsillaVisionが、映像に写る人物や周辺状況の文脈を解析し、通知すべき事象かを見極めます。
床に横たわる人が転倒か休憩・作業中か、エスカレーター付近の滞留がトラブルか清掃作業かを判定します。
AsillaVisionは、警備現場で蓄積した防犯カメラ映像データをもとに開発した、施設内サーバーで動作する国産VLMです。
先行導入では、行動認識AIとの組み合わせにより、転倒・喧嘩を対象に従来手法比で検知精度が最大約8割向上しました。
Ver4.4からオープンβ版で提供していた車両検知と自転車検知も、Ver5.0で正式版として提供します。
営業時間外の進入車両や不正駐車、駐輪禁止エリアの駐輪、無人時間帯の放置自転車などを検知します。
asillaは2022年のリリース以来、国内外およそ250施設に導入され、インカムやスピーカーなど既存設備とも連携します。
記事のポイント
- 屋外まで解析対象を拡大: 駐車場や駐輪場、敷地外周を防災センターから常時把握し、施設全体の異変に対応できます。
- 文脈解析で通知を選別: AsillaVisionが人物や周辺状況を解析し、転倒や作業など対応が必要な事象を見極めて通知します。
- 既存設備で初動対応: インカムやスピーカー、パトランプ、シャッターと連携し、検知情報を共有や設備操作につなげます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する施設: 導入を検討する施設は、屋内カメラの追加だけでなく、駐車場・駐輪場・外周まで含めた監視範囲と、既存のインカムやスピーカーへ通知後の動線を一体で設計する必要がありそうです。
- 同業の警備事業者: 同業の警備事業者は、AIを異常の発見件数で売るのではなく、通知の選別から警備員の駆けつけ判断、設備操作までを含む運用サービスとして再設計することを迫られる可能性があります。
- 警備業界: 警備業界では、人手不足と高齢化で監視対象が広がるほど現場負荷が増えます。導入効果を測る際は、検知精度だけでなく、通知後の初動時間や人員配置への影響も確認することが求められそうです。
このニュースの背景
警備業界では、人材不足と従事者の高齢化が課題となっており、警備員は館内巡回に加えて外周・駐車場の見回りやモニター確認も担っています。
アジラは約3年の運用を通じ、限られた人員で施設全体を維持するには支援範囲の拡大が必要だとしています。
asillaは2022年のリリース以来、国内外およそ250施設で導入されており、今回の拡張にはその現場運用の知見が反映されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社アジラのプレスリリース(2026年8月27日 10時01分)AI Security asilla、施設警備を「検…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000359.000043312.html