株式会社RainForestは、AI Agentの判断や実行を監査するSecurity for AI基盤「Senda-Argus」の検知エンジンを発表しました。
Tool選択の誘導や、Agentの宣言と実行の食い違いなどを検知します。
検知結果はMITRE ATLASへ対応付け、CEF形式やJSON形式で既存のSIEMへ連携できます。
リスクの高いAgentが次に呼び出すToolを、MCP Gatewayで遮断する運用にも対応します。
記事の概要
Senda-Argusは、AI Agentの判断・根拠・実行を監査する純国産Security for AI基盤です。
2026年5月の「実行証跡レイヤ」構想発表、6月の「Senda-Argus Hooks」技術プレビュー公開に続く発表です。
これまでの記録機能に加え、今回の検知エンジンでは記録した証跡から攻撃を検知し、止める機能を提供します。
約60種の検知ルールを備え、プロンプトインジェクション、多段注入、認証情報の窃取、データ持ち出しなどを対象にします。
未承認MCPサーバ、新規MCPサーバ、野良Agentの出現や、Agent横断の分散型攻撃も検知対象です。
検知したアラートは、MITRE ATLASの攻撃手法へ自動で対応付けます。
Tool選択誘導はAML.T0104、AML.T0099、AML.T0100に、宣言と実行の不一致はAML.T0051.001に対応付けます。
検知結果はCEF形式とJSON形式で出力でき、既存のSOC監視プロセスへ組み込めます。
リスク状態はNORMAL、SUSPICIOUS、HIGH_RISK、BLOCKEDの4段階で管理します。
すべての判定にdecision traceを付与し、監査ログはSHA-256のハッシュチェーンで改ざんを検出します。
オンプレミス提供を基本に、可視化や監査レポート生成、SOC・CSIRT向け機能の拡充を進めます。
記事のポイント
- 判断の誘導を検知: 承認済みToolと同名の偽Toolへの誘導や、説明文に埋め込まれた誘導表現を検知します。
- 宣言と実行を突合: Agentの宣言内容と実際のTool呼び出しや引数を突合し、異なる行動を検知します。
- 検知から遮断へ: 72種類のアラートを出力し、MITRE ATLAS対応付けからSIEM連携、遮断まで実行します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社レインフォレストのプレスリリース(2026年8月6日 08時50分)"誘導されたAI"を見抜く──純国産Secu…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000089968.html