サムテック、スマホで道路橋の損傷を約20秒解析するAIを提供開始

サムテックは8月18日、道路橋の点検業務を支援するAI画像解析サービス「Plugbot」の提供を開始しました。
スマートフォンで撮影した損傷画像を約20秒で解析し、所見や健全性判定(推定)、推定根拠などを文章化します。
自治体・企業・団体向けには、無料の実証検証の受付も始めました。

記事の概要

Plugbotは、スマートフォンで撮影した道路橋の損傷画像をクラウド上で解析するサービスです。
損傷の種類や程度に加え、所見、健全性診断区分の推定、推定根拠、第三者被害のリスクを文章化します。
解析時間は約20秒で、対象部位や画像状態などの条件により変動します。
コンクリート部材のひび割れやうき、剥離、鉄筋露出、漏水などに加え、鋼部材の腐食や亀裂などにも対応します。
道路橋の定期点検で用いる健全性の診断区分I〜IVに対応した判定(推定)を支援します。
チャット形式で撮影状況や部材情報を追加でき、自治体独自の要領はRAG技術で適用できます。
損傷位置のMap表示、損傷一覧のCSV出力、解析画像のダウンロードにも対応します。

記事のポイント

  1. スマホで約20秒解析: 専用カメラを使わず、スマートフォンで撮影した画像を約20秒で解析し、点検作業を支援します。
  2. 根拠を文章で提示: AIが損傷判定(推定)だけでなく、所見や推定根拠、第三者被害のリスクも文章化します。
  3. 無料実証を受付: 自治体・企業・団体を対象に、実際の点検業務や保有画像で試せる無料実証を受け付けます。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する自治体: 専用機器を新たにそろえず、保有画像や実際の点検業務で適用可能性を確かめられるため、まず無料実証で費用対効果と現場運用を見極める進め方が取りやすくなります。
  • 橋梁点検事業者: 損傷の検出だけでなく所見や根拠、第三者被害リスクまで出力されるため、技術者はAI結果の確認と最終判断に集中し、報告書作成の工程を組み替える必要が出てきそうです。
  • 建設業界全体: スマートフォン入力と多様な損傷への対応が広がれば、熟練者の経験を点検業務に組み込む選択肢が増え、人材不足に対してAIと技術者の役割分担を設計する動きが強まりそうです。

このニュースの背景

建設後50年以上の道路橋は、2023年3月時点の約37%から2040年3月には約75%になる見込みです。
道路橋は5年に1度の定期点検が義務付けられており、対象となる橋梁の増加に対して点検・診断を担う人材の確保が課題になっています。
建設業就業者では55歳以上が約36.7%を占める一方、29歳以下は約11.7%にとどまります。
従来のAI点検サービスでは高解像度カメラや専用システムが前提となるケースがあり、導入コストや判定結果の説明が現場活用の壁になっていました。

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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000185505.html

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