Proofpointは米国時間9月3日、脅威調査を支援するAIエージェントを発表しました。
「Proofpoint SOC Analyst Agent」は、OpenAIのセキュリティプラットフォーム「Daybreak」を調査ワークフローに統合します。
自然言語による質問から、根拠を追跡できる調査結果と推奨対応を作成します。
記事の概要
Proofpoint SOC Analyst Agentは、「OpenAI Daybreak Defense Network」を通じて提供する初の機能です。
アラート、ログ、データ漏えい防止(DLP)イベント、ユーザーリスクシグナルなどを収集します。
複数のコンソールを切り替えず、自然言語でProofpoint製品全体のセキュリティイベントを調査できます。
調査結果は構造化され、もととなるソースデータまで追跡できるため、推奨事項を検証できます。
スレットハンティングやデータセキュリティ調査、エスカレーションレポートの定期実行にも対応します。
結果は適切なアナリストへ自動送信され、定常的な分析を自動化できます。
エージェントがアカウント設定を変更したり、脅威を封じ込めたりすることはなく、重要な判断は人が担います。
現在は一部のベータ顧客向けに限定プレビューを提供し、一般提供は2026年第3四半期末までに開始する見込みです。
記事のポイント
- 自然言語で調査を実行: 複数のProofpoint製品にまたがるアラートやログを、個別のクエリ作成なしで調査できます。
- 定常分析を自動化: スレットハンティングなどのワークフローをスケジュール実行し、結果を担当者へ送信できます。
- 最終判断は人が担当: 調査結果をソースデータまで追跡でき、推奨対応を検証したうえでアナリストが判断します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: Proofpoint製品を複数利用する企業では、調査時のコンソール切り替えやクエリ作成を減らせる可能性があります。導入前に、連携データの範囲や権限、確認手順を整理する必要があります。
- SOC担当者: 定常的なハンティングやレポート作成を自動化できれば、担当者は証拠の検証や対応の優先順位付けに時間を振り向けやすくなります。人が最終判断する運用設計が重要です。
- 競合ベンダー: 複数製品のシグナルを横断して調査できることに加え、根拠の追跡性や人による承認まで示されました。今後は自社のAI機能でも、説明可能性と統制を示すことが求められそうです。
このニュースの背景
Proofpointの調査では、54%の組織がすでにアラートのトリアージや調査にAIを活用しています。
一方でSOCチームには、複数のセキュリティシステムに分散したシグナルを関連付け、状況を把握して対応の優先順位を判断する負担が残っています。
そのため、調査の自動化だけでなく、根拠を確認しながら人が判断できる仕組みが必要になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
米ProofpointはAIエージェント「SOC Analyst Agent」を発表した。SOCでのアナリストの調査負担…
https://japan.zdnet.com/article/35252405/